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田舎ぐらし(64)

― マイホーム主義は悲惨か ー


 
  先日、パソコンを開いたら、「団塊世代の後期高齢者入りで懸念 「マイホーム主義」の悲惨な末路」という見出しの記事が目についた(2/19 マネーポストWEB)。

 憧れだったマイホームは孤独死する場所になりかねない。悲惨だ、という。

 ー マイホーム主義とは昔は仕事は二の次、家庭が一番!とばかり、午後5時の時報と同時に家にすっ飛んで帰る男を半ば揶揄して言ったものだが、記事のいう「マイホーム」は持ち家という意味らしい。ー

 さて、マイホームがなぜ悲惨な末路になるのかという疑問が湧いた。なにしろ必死に働いて建てたわが家、自分の城である。

 読んでいくと、「十分なケアが提供されない場合」という条件がくっついていた。それで、今住んでいる家がたとえマイホームであっても・・・と理解することにした。

 ケアというのは体や頭が動かなくなった時に、自分に代わって身の回りのことをやってくれるサービスのことだと思う。

 おひとり様になった時、身の回りのことをやってくれる人は誰か。それぞれの事情があるから一概にはいえない。個人的には、自分なり家内がおひとり様になって、さらに下の世話もできなくなった時の心配がある。誰に面倒をみてもらうか、今のうちに考えておかなくてはならないが、なかなかいい案が浮かばない。

 東京で開催されたあるセミナーに参加したことがある。セミナーの女性講師はサービスを受ける場所を自宅と施設に分けた上で、面倒見はプロに任せるのがいいとおっしゃっていた。講師は介護経験のあるファイナンシャルプランナーである。

 自分の番が来た時はどうするか。自宅にするにしろ、施設にするにしろ、多かれ少なかれ、“ お札 ” が要る。

  「若い時、私は人生で一番大切なのはお金であると思っていた。年を
 とった今は、それが本当だと知っている。」
                 (オスカー・ワイルド 1854-1900)


(次回は ー 春耕 ー )





  

 

  
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