なんか毎回言ってますがおひさしぶりです。
パソ子との遠距離恋愛がやめられない。もっとそばにいたいのに・・・!
もう少しだけ前みたいに更新できるのに時間がかかるかもしれません。
ディックを広めていきたいのでもっと更新したいのですが・・・
でもちゃんとタイタンズアニメは追ってます。
目下まだはじめなのでサイとロビンのいちゃつきっぷりがきゅんきゅんきます。
鏡の中、マントに包まれた裸の少年が身を捻った。
手首持つ。
ひねり、上へ挙げさせると白い背中が反り返る。
手の中で抵抗する駒鳥、なんて愛らしいのだろうか。
狩人と鳥
私は何度となくわざと逃がし、いとおしい彼を追いかける。
ロビンは私を追いかけているつもりだろうが実は捕縛者と捕捉者は逆なのだ。
なぜ逃がすか?ー簡単なことだ。
捕まえ、彼を思いのままにするその瞬間欲望は果たされるからだ。
「や、めっー」
「止めない。」
耳元で囁くと掛けていたマスクに指をかけ、外す。
羞恥の赤に染まるロビン少年の顔がより見えやすくなった。
これ見よがしに腕の自由を奪い鏡に裸の自分自身を見させれば、掠れた声は花びらのような唇から時折、枚散った。
「あっ…やぁっ…」
いやいやと首を振る子供らしさとは裏腹に身体は熱を帯始め、しっとりと私の手に馴染みはじめていた。
「もうっ…はなっ、してー」
ゆっくりと顎上げさせ、鏡で緑の潤んだ目を私に向ける。
「ロビンー」
その目が私を束縛する。
「…ダメだよ。」
長いまつげが接した刹那、ロビンの瞳から滴が流れる。
美しい、朱色に染まってゆく肌は翡翠の瞳とその色を補い合い妖艶に、なってゆく。
「君の瞳は、狩人だ。」
ああ、私のロビンの瞳は熱を帯びる。ねっとりと、熱く、私の言葉を喜ぶように。
そう、私は何度も捕まり、
中身を抜き取られ、
君の血となり肉となるー
「さぁ、私を食らいつくしておくれ。」
捕縛者と捕捉者は簡単にいれかわる。
お互いが射殺される、
その瞬間を待ちわびて。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます