パソコンと縁遠い生活をおくってます。
今度持込に行くのでまたパソコンとはなれます。元気でいろよ、パソ子。
今回はアーセナル×ディックです。
タイタンズ・イヤーワン的にはフラシュ・キッド×ロビンだけどアウトサイダーズ的にはスピーディ×ロビンだよねと思ってます。
って、アウトサイダー本読んだことないけどね。
縺れるようにお互いの服を脱がす。
十代特有の上澄みのような性欲が素肌に晒される刹那、部屋の寒さを感じた。
(give+and)+take=A.
アーセナルが見て始めに思ったことは、ガランとした部屋だな、だ。
必要最低限の物は揃っている。部屋が大きいせいか、不必要な物がないせいか、持ち主がいないよいな部屋に思えた。
もしかしたら持ち主が小さいせいかも知れない。アーカナルは口に出さないように思い直しつつ部屋の主を見た。
始めに誘ったのはどちらからかは解らない。ただなんとなく、今日その行為の為にディックが部屋にアーセナルを招いた。
理由があるとしたら、アーセナルは執事のセッティングしていった紅茶を一口飲んで思った。
ディックは抱かれたかった。
自分は…よく解らない、好奇心、かも。それだけだ。
部屋に備え付けられたシャワーにディックが入っている。
ホントに豪勢な部屋だ。
アーセナルは部屋の真ん中にあるベットに行儀悪くダイブした。
変な場所にベットがある。
今からする事を考えてみた。
男とは初めてだがディックは違うらしいし、遊びと同じようなことだ。
それに豪華すぎる部屋も十代の性欲の前には何の意味もなさない。
ベッドからはディックの薫りがする、シャワーなんて早く出てくればいい。
「シャワー、入る?」
「いいーヤってれば一緒だろ?てかなんで服きてんだよ。しかもヒーロースーツ。」
「これしか無くて。」
ディックもベットに乗ってきた。
大きすぎるベッドはギシリとも言わない。
まるで大きな人間にディックが抱かれているように見えた。
「すぐ脱ぐんだから着る意味ねーの。」
スーツのホックを外す。簡単だ。良くこんなので戦ってるな。
「…部屋が寒いかなって…」
そう言えば暖房をかけ忘れていた。そんなことアーセナルは気づかなかった。
「…」
「アーセナルはさ。」
ディックもアーセナルの服を脱がせ始める。
「グリーンアローのこと、好きなの?」
「はぁ?普通。女の方が好きだろ。」
ディックの瞳が傾いだ。こんなに大きな瞳をしてたんだ。
「なら、なんで僕とやるの?」
グリーンアローが好きなの?
Q.かっこ、ここはガランと広いディックの部屋=この部屋はバットマンの家の一室+俺にとってのグリーンアロー=ディックにとってのバットマン?かっこ閉じる
+
女が好きならなんで僕とするの?=身代りなのに?
=
A.アーセナルはバットマンの代わりで、君も自分のヒーローが好きで、このセックスはその代わりでしょ?なのに女が好きなの?
アーカナルの目の前には脱がせたディックがいた。でもディックの前にはバットマンがいるー
「お前が、」
アーセナルは答えに気づいた。
「ムラムラくるから。」
俺は、ディックに片思いしてるんだ、と。
「…ふーん。」
ディックは言った、と言っても聞き取れたのは唇の動きで、だ。
唇に触れた唇の動きで。
「どうでもいいけどさ。」
十代の性欲の前では、嫉妬も片思いも形無しだった。
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