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前回に引き続き
堺市ヒストリックカーコレクション見学の模様を・・・
ここで少しこのコレクションの説明です。
堺市ヒストリックカーコレクションは、1920年代後半から80年代前半のドイツの名車BMWを中心に構成され、BMW社の最高峰スポーツモデルであるBMW328ロードスターや世界で最も美しいロードスターといわれたBMW507ロードスター、BMW社唯一の商用車で世界に一台しか現存しないといわれているBMWF79スリーホイラーなどの貴重な名車を有し、BMW車のコレクションとしては、世界でも屈指のものです。
とのこと。
倉庫というには立派でおしゃれな建物です。
この階段を下ります。
地下に下りるとそこには別世界が広がっていました。
いきなり、駐車場かってぐらいの車の数々。
それが全車ヒストリックカーなんて・・・・夢のような空間。
BMW 502 アウテンリート
BMW501と同様に戦後の混乱期に「高品質・少量生産」ポリシーのもと
BMW501のボディーにV型8気筒エンジンを搭載さた、BMWとして
戦後はじめての大型クラスのツーリングカーがBMW502。
このアウテンリートはコーチビルダーであるアウテンリート社がカブリオレのボディーを架装したモデル。
1960年製 V型8気筒 OHV 3168cc
120ps/4800rpm
最高速度 170km/h
生産台数 不明
BMW 3200S
BMW502の3.2Lエンジンに改良を加えて性能アップを施した502系採集モデル。
1963年製 V型8気筒 OHV 3168cc
160ps/5600rpm
最高速度 190km/h
生産台数 不明
BMW 501リムジン
BMW社が戦後初めて生産した4輪自動車で、
6気筒エンジン搭載した美しいボディーラインと特徴あるホイールハウスを持った
快適なツーリングカー。
優雅なスタイルから「バロック・エンジェル」と言われた。
こちらは、BMW 2002 GT4FRUA
プロダクトデザイナーのピエトロ・フルア氏がBMW社からの依頼で製作した
2002シリーズの試作車。
当時のモーターショーに出品された車両そのもの。
どちらもレストア中。(だと思います)
実車を是非見たかった一台がこれ。
屋外のテント内で仲良く並んでいます。
エンジンに火が入れられていました。
言わずと知れた
BMW 2002 Turbo
「未の皮を被った狼」
世界初のターボチャージャー搭載の量産車で最高速は200km/hを超えた。
「小さくて速い箱」といわれた02シリーズの頂点にあたるモデル。
1973年製 直列4気筒 OHCターボ 1990cc
170ps/5800rpm
最高速度211km/h
生産台数 1,672台
隣に居たのは
BMW Isetta 250
イタリアのイソ社が1950年代に入ってスクーターの欠点である安定・耐候性の
悪さを解決するために車輪を3輪、4輪と増やし密閉型のキャビンを取り付けた
キャビン・スクーターを製作した。
1954年BMW社はイソ社とライセンス生産の契約を結び、エンジンをBMWの
モーターサイクル用のR25を搭載し、また性能面や安全面を改良して
イセッタ250と名付けて発売した。
1955年製 空冷4サイクル 単気筒 OHV 245cc
12ps/5800rpm
最高速度 80km/h
生産台数 74,312台
こちらもレストア途中?
BMW イーレスポーツ
Dixi3/15DA-2 を基に、イーレ社が2シーターのオープンスポーツモデルの
ボディーを製作した車両といわれている。
これがその基となったDixi3/15DA-2
BMW Dixi3/15 DA-2
1928年にBMW社は、イギリスのオースチン社からオースチン・セブンの
ライセンス生産を始めていた。
シャピロ社傘下のデキシー社とアイゼナッハ自動車工業を買収し、
自動車市場へ初めて進出した。
当時は世界恐慌が始まっており、移動の手段として小型車が必要とされていた。
BMW社により改良を加えられた小型で信頼性が高く機敏なデキシーは、
航空機やモーターサイクル市場でのBMW社の信頼性も味方にして大成功を納めた。
1928年製
水冷4サイクル 直列4気筒 SV 748cc
15ps/3000rpm
最高速度 75km/h
異様なオーラに食いついた私。
一見・・・リヤカー?
それとも荷物用トレーラー?
車で引っ張るんかな?
いやいや。 自走できる三輪車でした。
前に荷物を積むから目視できて荷崩れを防止できるし管理できるからいいかも。
でも、かさばる荷物はご法度。 前方見えませんから。
退屈する(?)家内。 時間かけて見入ってすんませんなー。
BMWマークがしっかり入っています。
BMW F79 スリーホイラー
BMW社が手掛けた唯一の商用車で世界に一台しか現存しないといわれている超希少車。
前2輪・後1輪のスリーホイラーと呼ばれている。
エンジンはBMW社のモーターサイクル用を流用していて、
自動車とバイクの中間的なメカニズムが興味深い。
ほんと貴重なモデルです。
1933年製
空冷4サイクル 単気筒 OHV 396cc
最高出力、最高速度とも不明
生産台数 不明
書き切れないほど
まだまだヒストリックカーが・・・・・
・・・続く・・・
カメラのドイの創業者のコレクションだったそうですね。
昔の道楽者のスケールは桁違いですな。(^_^ゞ
50年~60年代のクルマやバイクは、無茶苦茶なほどバラエティに富んでいる。
詳しい知識は無いけれど、技術者の創意工夫の跡や今には無い美しいボディラインを見るとワクワクします。
いつかココとジーライオンをハシゴしようっと!
ちなみに私が見たイセッタは2サイクルエンジンやった、イソ社オリジナルやったのかな?
BMW2002・・・
たまらんな・・・コンパクト・・・スーパーカー
でもよくみればすごく縦長だったりしますけど、正面中央にグリルが二つ並んでいたりして、今につながるBMWデザインが見て取れるのが面白いです。
個人の趣味でここまで・・・・
まだ整理しきれていないのですが、イセッタだけでも5,6台あったので2サイクルのもあるかも。
でもBMWにこだわっていたら全車4サイクルかな?
大阪に居ながらジーライオン知らんかった
でも、ちょっと敷居が高そうな予感
逆スラントが何とも言えん。
宝くじでも当たったら所有してみたいです。
買わないと当たらんか!
レクサスのスピンドルグリルも80年後残っているのかは
・・・確かめられないです
す、素晴らしい。。。
国宝モノですわ。
造形美がぱないですね。
入場料取ってもいいと思うのですが、
なぜか無料です。