今日もゴキゲン♪ そのまんまの自分で こどものこころで 自由にのびのび (´ー`) いつでも何度でも 希望につながる

虹色テラスひろこちゃん家 ゆとりらっくすカフェサロン
自分に優しく それから人にも優しく♡ゆるゆるのんびり一休み

2022年 現状と今後の予定など

2022年9月8日

閉じていたものを開くとき

カテゴリー「ヨーガ、コネクションプラクティス」「エドガーケイシーリーディングとそれによる自由回想つれづれ」を非公開にしていましたが「公開」に戻しました。YouTube3作品も非公開→公開にしました。

他にもブログ内の多くのページを非公開にしていますが、予告なしで一時的に公開するかもしれません

そのため一部公開中の古いページに記載がある「リンク先」は開かない場合が多く、整理しきれていなくて、ごめんなさい。ブログ内を年単位で整理する予定ですが、非公開にした大部分はひろこのオリジナル性を高めてテキストや本にしますので、ブログでは非公開のままの可能性が高いです。

 

ひろこの歌動画おまとめチャンネル

魔法使っていてアファメーションになります。見聞きして楽しんでいただけたらうれしい♪ ご登録も大歓迎 💖

出演依頼も大歓迎です 🌟

 

10/5 ブログトップページのテンプレートを情熱の赤色に模様替えしました。

 

ホームページTOP

プロフィール よしだひろこ

 

 

福島県立博物館 館長講座 2018年4月スタート「東北の文学者たち」①②覚え書き

2018年05月28日 | 会津民俗研究会、民俗学

第1回 吉野せい(福島県いわき市出身)

吉野せい作品集「洟をたらした神」読了

と言いたいのだけど、まだ、もうちょっと。

マイペースにゆっくり読み進め、明日中には読み切りたい

今日の時点で、あと40ページほど 

 

一回目の講座前、夫が涙したという「梨花」を朗読してもらった。

吉野せい作品集「洟をたらした神」16作品中の一作品

 

聞きながら泣いて泣いて、

受講中も泣いて泣いて、

終了後に館長とのお話し中も泣いて泣いて、

この日は泣き専門家かのように、泣きっぱなしだった。

 

第2回 斎藤茂吉(山形県上山市出身)

参加した夫が録音してくれた館長の音声とレジメで、本日おうち受講。

 

     

 

・・・緑色部分はレジメからの引用・・・

『東北知の鉱脈』連載27 斎藤茂吉/極楽を携えた歌の人 著:赤坂憲雄

 好きな短歌はなにかと問われて、
 とっさに、斎藤茂吉の「死にたまふ母」のなかの一首をあげたことがあった。

という、福島県立博物館 館長の赤坂憲雄氏のエピソードから始まる。

 茂吉は、「くれなゐの茂吉」と呼ばれたほどに、
 『茂吉の赤色嗜好は強く、その作中には多く用いられ、作品に精彩を与えるものとなっている』
 (新潮日本文学アルバム『斎藤茂吉』)

「死にたまふ母」の一首から、

"のどき”玄鳥(つばくらめ(ツバメ))、

「地獄極楽図」の十一首からは、

もろもろは裸になれと衣剥ぐひとりの婆の"口き"ところ、

"き池に"ひとりぼっちの…、

亡者たちから着物を剥ぎ取る 奪衣婆( ↓ 写真あり) の"まっな口"、

"まっな"血の池地獄……

赤、赤、赤、あか がいっぱい  赤色嗜好さがよくわかる。

 

茂吉の第一歌集は「赤光(しゃっこう)」

そして最後の歌集は「白き山」。

 赤から白へ。

 

背広を着て、右手にこうもり傘、左手に(極楽という名の)バケツ、

これ、茂吉スタイル。

小便が近く持ち歩いたバケツがマイトイレ。

  内側はコールタールでコーティング 

  こだわりどころがおもしろい

(一見 ではないのかな野人と言われる茂吉

素朴な田舎のひとではあるが、精神科医で歌人。

ものかきってやっぱり、おもしろい(ステキな変人)ひとが多いよね。

 「田舎」とは、わたしにとって自然が多くのんびりできて住みやすい場所

 ちなみにわたしは震災ボランティア後、

 東京からわざわざ田舎(福島)に移住しました

 

 

死にたまふ母」 其の三 ・ ・ ・ ・ ・ ・

楢(なら)わか葉照りひるがへるうつつなに山蠺(やまこ)は靑(あを)く生(あ)れぬ山蠺は

日のひかり斑(はだ)らに漏りてうら悲(がな)し山蠺は未(いま)だ小さかりけり

葬(はふ)り道(みち)すかんぼの華(はな)ほほけつつ葬り道べに散りにけらずや

おきな草口(くち)あかく咲く野の道に光ながれて我(われ)ら行きつも

わが母を燒(や)かねばならぬ火を持てり天(あま)つ空(そら)には見るものもなし

星のゐる夜ぞらのもとに赤赤とははそはの母は燃えゆきにけり

さ夜ふかく母を葬(はふ)りの火を見ればただ赤くもぞ燃えにけるかも

はふり火を守(まも)りこよひは更けにけり今夜(こよひ)の天(てん)のいつくしきかも

火を守(も)りてさ夜ふけぬれば弟は現身(うつしみ)のうた歌ふかなしく

ひた心目守(まも)らんものかほの赤くのぼるけむりのその煙(けむり)はや

灰のなかに母をひろへり朝日子(あさひこ)ののぼるがなかに母をひろへり

蕗の葉に丁寧に集めし骨くづもみな骨瓶(こつがめ)に入れ仕舞ひけり

うらうらと天(てん)に雲雀は啼きのぼり雪斑(はだ)らなる山に雲ゐず

どくだみも薊(あざみ)の花も燒けゐたり人葬所(ひとはふりど)の天(あめ)明(あ)けぬれば

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

死んで燃やされた母の肉体と火の赤色。

忘れられない光景。

茂吉の中で消化出来ぬ母の死と、

その後、昇華して行くさま。

 赤から白へ……

こんな風には書けないからせめて

いつか読んで、自分の一部にしたいと思った。

 

     

 

今日はなんとなく、周囲に散らかりっぱなしにしていた小モノ達を片付けてすっきり。

中身が不明だったSDカードの写真を整理していたら見つけた

ちょっとタイムリーなこの写真を一緒にアップ。

 

 

久々のブログ更新は、館長講座受講の覚え書き。

 

あら、お空の月がぽっかり真ん丸。

今日か明日かは満月か。

 おうち受講後の奪衣婆の写真発見でここにいたる。感謝。

 

それでは、また 


おススメリンク

🌸 ヨーガ、コネクションプラクティス体験クラス@いわき オンラインクラス始めます(準備中)✨ ホームページ

「コネクションプラクティス(コネプラ)」ってなあに?コネプラを練習するとどうなるの?

「コヒーランス」ってなあに? 自分の心の平和は身近な家族、遠く世界まで届く心の平和へとつながる

 

歩く会津三十三観音巡り おまとめリンク集