前回の第5戦はカート歴初の欠場となり、大井松田は 7/21 以来3か月ぶりのレース参戦。
その間にカートを替えたりAPGへ通い始めたり、大きな変化もありました。
FALCONでは、まだ2回しか大井松田で走行していませんので、
今回の目標は"優勝争いをする"という前回のレース目標そのまま。
天気予報は晴れだったんですが、朝起きると雨模様。
カデットのレースは1番に走行が開始されるので路面が乾かずレインタイヤ決定。
大井松田でレイン走行のデータが取れていないので手探りのレースになってしまいました。
いつも通りに走れば大丈夫!!
公式練習は全体で2番になったり3番になったりという感じで、まずまずの結果。
最終的には3番手で終わるも、2番手の子とは0.042秒差。1番手の子とは0.35秒差。
この調子で行けばきっちりトップ争いに加われそうです。
小雨が降ったり止んだり。
こういう日は路面コンディションが刻々と変わっていきます。
大事なタイムトライアル。
公式練習よりは少し路面が乾いているか・・・
ここでも同じように2番手だったり3番手だったり、頻繁に順位が入れ替わる状況。
少し速い子を追いかければタイムが上がるはず!
結果、公式練習より4秒速いものの、1番の子とは公式練習の差が縮まらず0.37秒差。
2番手の子とは0.34秒差と差が広がり3番手のまま終了。
前に出場した時はタイムトライアルで1番になっただけに少し残念。
市場の評価ではFALCONの方が速く走れるはず!
予選, 決勝で巻き返そう!!
どんどん路面が乾いていく状況で予選に。
スリックタイヤかレインタイヤか・・・
1,2.4コーナーは少し濡れた状態、3,5,6,7,8コーナーのレコードラインはだいぶ乾きつつあります。
雨仕様のセッティングとドライ仕様のセッティングも大きく異なります。
こういう中途半端な状況が一番難しい。
レース中に路面が乾くことを想定し、セッティングはドライ。タイヤはレインを選択。
この選択が吉と出るか凶と出るか・・・
予選スタート!!
レコードラインで乾いているアウト側が蹴りだしが良いのか?!
少しスタートも失敗し1コーナー進入時に3番手から4番手に。
またスタート失敗か・・・
1周目, 2周目, 3周目。
各コーナーで前の子に行く手を阻まれ、ベストで走れない。なかなか抜けない。
前の子を抜こうと争っているなか、トップ集団は少しづつ離れていく・・・
4周目, 5周目。
抜くチャンスはありつつも、低速の加速で負ける。
上位2台の子を追うつもりでスプロケを替えたつもりが、立ち上がりで前の子を抜くことが出来ない。
セッティングを間違えたか・・・
そうしている間に路面はどんどん乾いていきます。
路面は乾いているように見えますがレインタイヤで走行。
6周目, 7周目, 8周目。
前の子が急に速くなりトップ集団よりも速く走りだします。
(後で聞いたところによると、レインタイヤの溝がなくなったらしい)
前が少し開いたことにより、次女も本来の走りが可能に。
後半4周はトップ集団よりも速いタイムで走ります。
9周目, 10周目はトップ集団とほぼ同タイム。
これが目指していた走り!!
スタートで抜かれ、行く手を阻まれたことで4周目までにトップ集団から離されたことが敗因。
後半4周はトップ集団よりも速く走れていたことを考えると、この予選はスタートが全て。
速く走らせることに関しては、実は誰よりもセッティング合っていたんじゃない?
でも、レースは相手あってのこと。抜けないセッティングじゃ意味がない。
もしかしたらドライタイヤで挑んでも良かったのかもしれない。
そうすれば後半5,6週はトップ集団よりも1秒以上速く走れたはず。
この辺は難しい・・・
1番手の子とは0.37秒差と、公式練習, タイムトライアルとベストタイムの差は変わらない感じ。
2番手の子とは0.06秒差にまで縮められました。
が、結果が全て。結果は4番手。
まだまだ!決勝がある!!
予選の動画はこちら
2024.10.20 【予選】大井松田チャレンジカップ 第6戦 YAMAHAカデットオープン
路面状況は完全ドライへ。
前回のAPGでもそうでしたが、レース中にコンディションが変わっていくのはメカニック泣かせ。
カデット初年度でこういう貴重な経験ができるのは良いことなんですが、知識も経験もないメカニックには辛い状況。
セッティングはもちろんフルドライ。
タイヤも前回APGのレースで決勝だけ使った皮むき済のスリック!
APGの決勝では1周目を走る前にレース失格だったので、
今日のために皮むきしたんじゃないかというくらいフレッシュな状態。
たぶん1番手の子もAPGのレースに出ているので、APG決勝を走り切ったタイヤ。
2番手の子は皮むき前の新品タイヤ。3番手の子は新しめの中古。5番手の子も中古。
決勝は前に行くだけ!
もちろんセッティングの差はありますが、完全ドライになったことで、
やっと普段から走りこんでいる、ドライバー達の技術を純粋に競える環境になりました。
決勝はスタート直後のフォーメーションラップで、2番手の子が1コーナーを曲がり切れずクラッシュパットに激突。
皮むきをしていない新品タイヤの怖いところ・・・。
次女もキッズカートの時によくやらかしていました。
1コーナーの外側の危険なところからカートが移動できないということでレース開始できず赤旗中断。
5分後に再スタートとなりますが、赤旗の原因を作った子は赤旗リセットという原則で元の2番手からスタート。
このオフィシャルの判断が禍根を残します。
うちとしては、今年は順位関係ないし相手のミスじゃなくて実力で上位に行きたいのでそんなに気になりませんが、
ルールというものは大事なので、赤旗の原因を作ったドライバーには、それなりのペナルティーが欲しいところ。
決勝1度目のローリングスタート。少し遅れるものの4位キープ。でもスタートが速かったとの判断でやり直し。
2度目のローリングスタート。更にスタートが遅れるもののなんとか4位キープ。でも、またやり直し。
3度目のローリングスタート。3番手の子が少しスタート失敗し1コーナーで3位浮上。
このレース。良かったのはここだけ。
そのあとは、練習でやってきたことが出来ておらずダメダメなドライブ。
よく見てみるとステアリングの修正も多い。これはセッティングがダメダメということ。
結果16周全てでトップから0.5秒から1秒も遅れることになり、トップ集団にからめず。
3位はキープしたものの、トップと一緒に走って3位なのと大きく離されて3位なのとは大きな差。
写真写りは良いんだけど・・・
16周全てでインにつけない走り、コーナー入り口でカートの向きを変えられない。
こんな実力以下の走りをするひどい走りはキッズ以来、いや史上最悪か・・・
前日練習ではトップの子と同じ速度域で走り、きちんとAPEXを気にして走っていたはず。
そのままトップから大きく離されたまま挽回も出来ず3位で終了。
表彰台にはのりましたが、まったく嬉しくありません・・・
年間ランキングは上位とも下位とも20ポイント差以上あり、
次戦欠場してもランキングが変わらないことから年間ランキング3位が確定。
第4戦が最高の戦いではなく、徐々に上手になっていることを示したかった・・・
最終戦も出場しますけどね。
順位も走りも最高の結果を残して終わりたい。
こういう不安定さを取り除くには練習しかないのか・・・。
APGで練習したいのに大井松田に通うのか?!
練習は裏切らない!!
悩ましい。
決勝の動画はこちら
2024.10.20 【決勝】大井松田チャレンジカップ 第6戦 YAMAHAカデットオープン
大井松田カートランドの公式結果はこちら
2024rd6.pdf