１２月、歌いおさめました
歌いおさめなんて言葉を使ったことがなかったので
しみじみとその2017年を振り返っています。
今年は、さまざまな出逢いがありました。
お顔を浮かべると、胸が高鳴ります。
思えばよく胸の高まる年だった…
〈はじめて〉のことがたくさん
昨年の受賞から
シャンソンはじめ〈歌〉の世界が身近になって
役者じゃなくて歌手と紹介されるようになって
１月中川智子宝塚市長出版記念会でミニコンサートをさせて頂いたのがスタートで
２月、名古屋カフェコンセールエルムにて、加藤修滋さんの〈平和希求ライブ〉で歌わせて頂き、
おなじみヴァイオリン&チェロ デュオ音登夢さんと、５月阿倍野教会での『天空の時を奏でる』ジョイントコンサート、
６月再び中川智子宝塚市長三選報告会でミニコンサート、同じく宝塚市のぷらざこむにて埴生美伽子ソロコンサート『風と光と、わたしがいる』、
アジール空堀さん企画の『5月の風』
奇しくも５月28日パリコミューン崩壊の日に
「さくらんぼの実る頃」を歌いました。
夏は劇団ライブの『ピンクの憂鬱ブルーの微笑』、
そう初の憧れパリ祭は７月、『宝塚パリ祭』、初めましての歌手の方ばかりで…
おおごとだった夏のソロライブは、昼夜別プログラムのムボー⁈40曲
『真夏の夜の夢〜そして白昼夢』
１０月、宝塚パリ祭でお世話になった須山公美子さんとシャンソニエ ジルベールベコーにて『須山公美子 埴生美伽子 美しの夜、二人会』を。
それがきっかけで１２月よりベコーでのレギュラー出演をさせて頂く事になり、年末同ベコーにて歌いおさめ。
「歌いおさめ」
歌手なんだわ〜としみじみ。
いちいちいちいち 色んな言葉にときめき、
いちいち沁みて
胸が高鳴り
みるもの口にするものに感動して
しあわせな年でした。
んがしかし
その分反動で
いちいち凹み、落ち込み、悶絶し
ジェットコースターのような感情噴出。
それらを脱却するには、
繰り返し考え、稽古しかないと
悔しい時は、考える。
考える、稽古する。
芝居の中で当たり前にコツコツしてきたことが
今楽譜を前にして同作業で取り組めて
考える、稽古する
シンプルに、そんな回路が出来上がってきたことが、
ありがたい。
闇雲でなく、考える
その回路も生来の怠け者故に、時にフラフラと変幻しそうになるけれど、そんな中、叱咤激励アドバイスしてくれる方の存在が、私を支えてくれて
がんばれる。
前へ進もうと、思える。
感謝‼️
そうそう、
〈初めてづくし〉
いっぱいあったけれど一番は
歌っている時の
カラダに貫くきゅぅーんの快感体験。
オドロイタ…
〈音楽に欲情する〉っていうのがぴったり
なんだけれど(笑)、伝わるかしら…
子どもの頃から歌が大好きで、ブランコ歌唱から少年少女合唱団、傍らにいつも歌があって、学生時代は本気で声楽の道をと思ったり、オペレッタからミュージカルに興味を持って、はまった芝居の世界でも歌ったりと、歌、歌、歌三昧はしてきたけど、
音楽に《欲情》
というのは初めて！
…オトナになったのね…
なので
2017年の埴生の漢字は
欲
出逢えたみなさまに心から感謝して…
ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします❤️
埴生美伽子
おまけ
５月の音登夢さんとのジョイントコンサートに沢山お写真をいただきました。ブログに貼れていなかったので、ペタッ
U子さんありがとうございました！
木村政雄さん作曲『あめつちほしそら』
蝶々夫人『ある晴れた日に』
タンゴ『Yo soy Maria』
お馴染みの音登夢木村直子さん、木村政雄さん、
ピアノ江崎昭子さん、演出瀑さん
照明池田 哲朗さん、劇団のみんな
いつもほんとうにありがとうございます‼️
今年お会い出来たみなさまに
心からの感謝を込めて…
ありがとうございました💛
良いお年を❣️
埴生美伽子
（鼻息）
