私の頭の中の鉛筆

とりあえず書いておこう

集めておこう

ヨンハへ    チャドに生きる弟に

2010-07-30 14:08:18 | PARK YONG HA

やなせたかし童謡詩集 勇気の歌
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:2000-09
ヨンハの傍らにある一杯のコーヒーのカップに

命を感じていたのに

そこにいたヨンハの命が消えてしまったとは未だ受け入れたくない

全てに命があったのに

今はヨンハが消えるなら世の中全てが消えてほしいとさえ思う

あの笑顔に再び命を吹き込むことができないものか

・・・・・

10年後のある日

渋谷の交差点で遥か昔に見た青年を見かけた

キャップに隠れた横顔は紛れもなくヨンハだ

日本でのコンサートを残し世を去ったといわれたヨンハだ

追いかけて確かめることも出来ずたたずむ

「空似だね」

その後ネットでうわさが立った

「ヨンハに似た人を見た」

変わらずヨンハに心を奪われたファン達は

「まさか・・・」

と思いながら逢いたいとそれぞれが思っていた

毎年命日に行われていたファンの集いでも口々に言っていた

「ミニョンさんみたいだね」

「記憶がなく別人として生きているのかな」

日本で誕生したパク・ヨンハの「冬ソナ」そのものだった

その日ヨンハの姉からのメッセージが届いた

「ヨンハの姿を見たといううわさがありますが

ヨンハはもういません」

「これからもヨンハは夜空に輝く星のままです

星に祈ってください」

またヨンハの姉は一枚のはがきを送った

「悪戯ばかりしないでください

混乱させないでくださいよ

韓国にも来て下さいチソンはバスケばかりです

私の弟へ」

 

そのはがきはアフリカの中央に位置するある国に届けられた

もちろん受け取る本人はいない

毎年姉から届くはがきでその国の人々は記憶を新たにする

10数年前アジアの国の青年が広報大使として訪れてくれたこと

小さな命を腕に抱き涙を流すまいとこらえる人がいたこと

姉は弟を忘れて欲しくないと便りを送っていたのだ

砂漠には命が引き継がれていた

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ヨンハへ   赤い花白い花

2010-07-30 09:43:33 | PARK YONG HA

赤い鳥 ベスト・オブ・ベスト 赤い鳥 ベスト・オブ・ベスト
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2008-09-01
「00ちゃんお母さんのブログ見ちゃった」と娘

その兄が「俺も見た」

「こまったね」と娘

「気のすむまでやらないとダメなんじゃねえ」

「そうだね」

あたたかく見守ってもらっています

こんな息子がいたら・・・

と口に出してしまったときもあたたかく見守ってもらいました

きっとヨンハの魅力に子供達もやられていたのかも

本当に愛にあふれたひとでした

全ての人を魅了したひとでした

こんなに愛された人も

たった一人の人を愛していたでしょう

家族と共にその人の悲しみを思う

不可思議な逝き方を思うとき

ヨンハは何故こころを空っぽにしてしまったのか

愛あふれるこころが何故そうなってしまったのか

知る由もないことだが

ただ悔しい

日々の想いは繰り返しながらすすまない

笑顔を見つめるとき

この世から消えたことがまだ理解できないでいる

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