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::: テアトル十瑠 :::

1920年代のサイレント映画から21世紀の最新映像まで、僕の映画備忘録。そして日々の雑感も。

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「恐怖の報酬」で、ふと思ったこと

2006-06-06 | 『独り言』
 前回記事「恐怖の報酬」に出てくる役名で、はて?と思ったことがありました。

 イヴ・モンタン=マリオ、そしてマリオと同居していた友達がルイジ。
 ゲームには疎いんですが、確か“スーパーマリオブラザーズ”に出てくるのがマリオとルイジという兄弟だったような気がします、確か・・・。
 で、ネットで調べました。しかし、特にこの「恐怖の報酬」との関連については記述が見当たりませんでした。

 “スーパーマリオブラザーズ”の生みの親は任天堂。
 ついでに、こんなニュースも拾ってきました。

スーパーマリオ生みの親に仏勲章 ~ フランス文化・通信省は13日、世界的人気テレビゲーム「スーパーマリオブラザーズ」シリーズの生みの親で任天堂専務の宮本茂氏(53)に、芸術分野で功労があった人に贈られるシュバリエ章を授与した。

 授章理由について文化省は「芸術と科学技術が融合する中で生み出された創造性と、デジタル技術に関する創意工夫を称賛したい」としている。

 宮本氏は「芸術の中心のような国からも評価されて光栄だ。1人でやった仕事ではないが、ゲーム界全体にとって光栄なことなのでお受けすることにした」と話した。宮本氏は「スーパーマリオ」のほか「ゼルダの伝説」などを手掛けたゲームクリエーター。

[2006/3/14/00:41]>(日刊スポーツ

 フランスから贈られるって事はマリオはフランス人ってことか?

 ちょいと気になる。
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『御難続きのBS録画』

2006-02-28 | 『独り言』
 今年ようやっと付いたDVDレコーダーのおかげでTV放送の録画も気楽になりましたが、深夜放送が多いのでうっかりミスも増えています。

 先日は、スティーブ・マックィーンの遺作「ハンター(1980)」が放送されるというので録画予約していたのに、後から床についた妻がBSチューナーの電源を切ってしまい、再生すると真っ黒画面。どうやら、その夜に先に録画していた「甘い生活(1959)」の電源の消し忘れと勘違いしてしまったようです。
 しかも、この日は「甘い生活」の方も、ナントナント、3時間作品なのに2時間分しか予約して無くて、尻切れトンボの録画となっていました。我が娘風に言うと、『サイアク~っ!』ですな。
 更に夕べ。ン十年ぶりにポーランド映画「地下水道(1956)」が観られると昼間っから気を付けていたのに・・・今度は予約忘れ・・・です(トホホ)。

 御難続きのBS録画。今夜は「灰とダイヤモンド(1957)」ですと。ポーランド特集なのかな? これは忘れないようにしなければ。
 これだけ書いていれば忘れないでしょうが。

 気楽に録画出来るのですが、鑑賞が追いつかず、HDD容量の関係で未見のモノや永久保存版はDVDに落としています。中には、『はて、これは本当に後で観るかいな?』という作品もあって、幾つかは、観ないままに消してしまったモノも。
 「夕陽のガンマン(1965)」、「トロイのヘレン(1955)」は少しだけ観たんですが、途中で止めています。ロバート・ワイズの「トロイのヘレン」は、ゆったり気分で観れればいいんでしょうがネ。気ぜわしい状態で観ていると、ストーリーに興味が湧かないモノは止めてしまってます。マカロニ・ウェスタンも、映画少年の頃から食指が伸びないジャンルなので、このままでは“消去”の道を辿りそうです。

 録画で気を付けなければいけないのは、DVDが4.7GBなので通常の録画では2時間分しか出来ないこと。大作は録画密度を低くしなければいけません。分かっているんですけど、これも始めた頃は忘れてしまって、後からレート変換録画したのも大分ありましたな。

 BSオンラインでチェックすると、暫くはレンタルもしなくていいようなタイトルがラインアップされているようで、楽しみです。

 おっと! 今夜は、「灰と・・・」の前に、ジョン・スタージェスの「老人と海(1958)」も放送されるようです。レンタルショップでチェック済みだけど、これも録画しなくっちゃ・・・。
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「赤い河」と「ラスト・ショー」と、そして・・・

2006-02-06 | 『独り言』
 「赤い河」のダンソンは、テキサスで大牧場を作るという夢を果たし、更にそれを実りあるものにするために、テキサスの外への過酷な旅に挑戦した。
 一方、「ラスト・ショー」のソニーは、テキサスの小さな田舎町アナリーンからでさえ抜け出せない若者だ。大人達もそうだった。

 さらに、冒頭に流れる「花嫁の父(1950)」。コレは(未見なのですが)、もうすぐ嫁ぐ若い娘と式の準備をテキパキとこなす母親、そして右往左往する父親などが織りなす、中流家庭の幸福な一面が描かれた映画とのこと。
 この作品を映画館で観ている「ラスト・ショー」の若者達は、座席でキスを交わしたり、車でネッキングを楽しんでいて、ボグダノビッチはそれをあからさまに描いている。

 「ラスト・ショー」が“ペシミスティックに青春を描いた”と言われるのは、この対比が見て取れるからかも知れない。

 「ラスト・ショー」の舞台となっている1951年という年は、映画で考えると、アカデミー作品賞はミュージカル「巴里のアメリカ人」が獲ったものの、その他には「陽のあたる場所」、「欲望という名の電車」、「セールスマンの死」、「探偵物語」など、社会の暗い面を描いた映画が多かった年のようです。
 そして、レッドパージ(赤狩り)が始まったのもこの年からだった。
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『来生たかおと小津安二郎』

2006-01-21 | 『独り言』
 昨日のお昼時、何気なくNHKにチャンネルを合わせたら、あら懐かしや、来生たかおが出ていた。丁度、「♪Good-bye Day」をピアノの弾き語りで唄っているところだった。
 かつて、姉のえつ子と共に数々のヒット曲を飛ばし、一世を風靡していたシンガー・ソングライターである。その頃は、車で聞くために、レンタルショップでミュージック・テープを沢山ダビングしたものだ。レンタルといっても借りて帰るというのではなくて、お店の中に高速ダビング用の機械が置いてあって、生テープにコピーして帰った。レンタル料というより、ダビング料を払っている感じだ。店には、コピーした後の空白部分のテープをカットする道具も置いてあった。

 TVでは、芸能生活30周年ということで出された、記念のCDについてのインタビューをやっていた。今まではアルバムジャケットなどには口を出さないタイプだったのに、今回は自分のアイデアで作ったとのことだった。
 来生は小津安二郎の映画が好きで、今回使われた写真も、路地裏の風景など小津映画に出てきそうなものばかり。タイトルが入る表題部分に使われたのは、雲一つない青空をバックに、物干し竿に洗濯物が干してある写真だった。『理由は?』と聞かれ、来生が答える。

 小津は場面転換にフェイド・インフェイド・アウトなどを使わない人で、代わりに何気ない風景を挿入する事が多かったらしい。その中で一番よく使ったのが、この洗濯物が干してある風景という事だ。で、コレを記念アルバムのジャケットに使ったというわけだ。記念CDであり、来生の転換期になるということだろうか。

 小津映画の特徴といえば、カメラアングルだ。人物を撮るのに、大体少し仰角にカメラを向けている。立っていても、畳に座っていても、軽く下から見上げるような感じで撮っている。更に、役者はカメラに正対するような位置にいることが多い。勿論、視線はカメラの少し横を見ている。
 『下からのアングルで人の表情を撮ると、その人の内面がよくでてくる。』
 昔、小津が何かにそう書いていたような気がする。

 場面転換時に風景を挿入するというのは気が付かなかった。家にはBS放送を録画した小津の映画が2本DVDに落としたままで、まだ観てない。「東京物語(1953)」と「お茶漬の味(1952)」。「東京物語」は数十年前に観ているが、細かいシーンは覚えていない。さて、洗濯物は出てくるか、今度は注意しながら観ることにしよう。

 市井の人々の日常を描く小津映画は、ヨーロッパでは黒澤と同じくらい人気があると聞いている。しかしながら、レンタルショップでは、黒澤のDVDはたくさんあるのに小津作品はあまり見かけない。劇場型政治が人気のこういうご時世には、まだしばらくDVD化は無理かなあ・・・。
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『今週は、投稿出来ないようです』

2005-10-20 | 『独り言』
 毎日数十名の皆様においでいただいているこのブログですが、どうも今週末は新規投稿は出来ないようです。最低でも週一くらいで、記事のアップを心がけてきたんですがねぇ・・・。
 お見落としの記事があるやも知れません。左メニューに、googleの検索ページも設けましたので、過去ログをお楽しみ下さい。

 尚、コメント、TBには引き続きお相手させていただきます。

 そうそう、一部のブログ(ウェブリブログなど)でTBしても受け付けない事があります。TB返しをしたいのですが、そのままになってしまっている事がありますのでご容赦下さい。

 写真は、サンフランシスコの街角です。(ネットのフリー写真サイトより)
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『期待はずれだったアレやコレ』

2005-10-06 | 『独り言』
 批評家筋に好評だったので期待して観たのに、個人的にはハズれてしまった作品について書いてみます。

①「幸福
 アニエス・ヴァルダ監督の1964年の作品。65年のベルリン国際映画祭で銀熊賞を獲っている。アニエス・ヴァルダはジャック・ドミー監督の奥さんだ。
 二人の子供がいる幸せそうな家庭の奥さんが突然自殺する。愛し合っている夫婦なのに何故?という話。と思って見たんだが、自殺の理由はハッキリしている。旦那の浮気だ。従順な奥さんだが、いくら正直に旦那が告白しても受けいられなかったという結末。そして、浮気の相手が次の奥さんになる。
 不条理? ルコントの「髪結いの亭主」の奥さんの自殺の方が、よっぽど<何故?>感は強い。
 美しい映像と音楽(モーツァルト)が話題になったが、話に深みがないので『ありゃありゃ・・・』だった。

 愛人役のマリー=フランス・ボワイエがとっても美しい。旦那さんはジャン=クロード・ドルオー、奥さんはクレール・ドルオー
 ヴァルダ監督では、85年の「冬の旅」というのがヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を獲っているが、これは未見です。


②「去年マリエンバートで
 「二十四時間の情事」「夜と霧」と並ぶ、アラン・レネの代表作のひとつ。1960年作。
 映画雑誌の紹介記事で使用される、大庭園の中にぽつんと立っている男と女の写真。夢か幻想のような世界で繰り広げられる男女の洗練された駆け引き、が描かれるかと思いきや・・・。
 実は、ストーリーは忘れてしまっています。というか、最初から明確なストーリーは無かったような映画だったと思います。なんか、“難解を装ったような”映像ですが、所詮は男と女の話であることは確かで、目新しい感覚もなかったような気が・・・。
 脚本はアラン・ロブ=グリエ。主演はデルフィーヌ・セイリグ

 ストーリーが目新しくなくても、映像にスリルが感じられれば映画は面白くなると思いますが、それも無かったように記憶しています。
 ヴェネチア国際映画祭でサン・マルコ金獅子賞を獲ったそうです。


③「情事
 評論家の間では彼の最高傑作と言われている、ミケランジェロ・アントニオーニの1960年の作品。②のレネの作品と同じ年ですな。“愛の不毛三部作”の最初の作品。
 セレブな男女の話で、レア・マッセリガブリエル・フェルゼッティが恋人同士で、友達のモニカ・ヴィッティと三人で知り合いのいる島にバカンスに出かける。その島で、マッセリが突然いなくなる。理由は分からない。観ている僕らにも分かるような説明はない。一緒に行ったガブリエルや島の人達も探してくれるが手がかりもない。そうこうするうちに、モニカと出来てしまうというような話。

 映画雑誌には、<前半はレア・マッセリが主役のような描き方なんだが、彼女が失踪してからはモニカ・ヴィッティが主役になる>と解説してあった。その描き方が、マッセリの居なくなった喪失感のようなものが、新しい感覚で感じられるのかなと思っていたんだが・・・。
 なんだか、ぼんやりとした印象しか残らなかった映画。一昔前に観たんだが、その時でも“愛の不毛”などというテーマ自体が旧すぎたのかも知れない。
 アントニオーニ作品というのも、なかなかTVでも流れませんなぁ。


 次回の鑑賞作品を決めました。近くのレンタル店でDVDを見つけた、フェリーニの「魂のジュリエッタ」。これは、立派なヨーロッパ映画ですな。三十有余年ぶりになると思いますが、面白かったという印象だけが残っている作品。さて、今度の連休で見れるかな?



※ 2008年10月、「幸福(しあわせ)」の再見記事はこちら
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『ヨーロッパ映画って何観たっけ・・・』

2005-09-25 | 『独り言』
 ブログの模様替えに際して、『autumn仕様に似合ったヨーロッパ方面の映画が観たい。』なんて書いたので、では今までUPした欧州が舞台の作品にはどんなモノがあるだろうかと一覧からピックアップしてみました。

  ・アメリ(フランス)
  ・栄光のル・マン(フランス)
  ・永遠と一日(ギリシャ)
  ・グラディエーター(イタリア)
  ・恋におちたシェイクスピア(イギリス)
  ・ショコラ(フランス)
  ・戦場のピアニスト(ポーランド)
  ・地下室のメロディー(フランス)
  ・眺めのいい部屋(イギリス)
  ・ノー・マンズ・ランド(バルカン半島)
  ・バルカン超特急(バルカン半島)
  ・フレンジー(イギリス)
  ・冒険者たち(フランス)
  ・ぼくの伯父さん(フランス)
  ・マイケル・コリンズ(イギリス)
  ・モンパルナスの灯(フランス)
  ・旅情(イタリア)
  ・ローマの休日(イタリア)
  ・ロミオとジュリエット(イタリア)
  ・わらの犬(イギリス)

 フランスが7作、イギリスが5作、イタリアが4作で、その他が4作。計20作品しかない。「イエロー・サブマリン」はアニメということで入れてなかったですが、英国製映画ではありますな。

 やっぱ、偏ってましたか・・・。
 今まで観たヨーロッパ映画を思い出すと、やはり “暗~い”、“ハッピー・エンドじゃな~い”ってのが多い。しか~し、秋の夜長、ハラハラと落ち葉が舞う季節にはそういう暗い映画もいいじゃないですか。いやいや、暗いだけじゃない、スカッとするヤツもない訳じゃないし、人生の深淵を覗かせてくれるシリアスなもの、そしてしっとりとしたエロスまで感じさせてくれる恋愛ドラマが見れるのがヨーロッパ映画ですよ。

 ヨーロッパ、オンリーとはいきませんが、今までよりは少しは割合を増やしたいと思っている、今日この頃です。
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『妄想バトン』~“鳳啓介”から連想すること

2005-08-09 | 『独り言』
 映画のせかい2さんからのバトンです。『妄想バトン』というのが名称らしいです。“連想”で“お題”がバトンされるというもので、その連想が妄想でも何でもいいという事らしいです。

 映画のせかいマスターさんからのお題は「鳳啓介」。その前の方からのお題は「ローマの休日」。主演のオードリー・ヘプバーン→オードリー→おおとり→鳳啓介、と連想されたそうです。なるほど。
 で、夫婦漫才のこの人のことを、年代が古めの私ならなにか連想するだろうと回ってきたらしいんですが、どうしましょう。

 元妻の唄子さんには「エロガッパ」と呼ばれてましたな。特異な髪型とか、「ポテチン」「腹に一物、手に荷物」「したは霜焼け、港は小焼け」なんてギャグも思い出すけど、これじゃ大したネタにはならんですな。

 で、京唄子の方で考えてみると、彼女の特徴は“大口”ですな。大口。おぉ!大口といえば、ソフィア・ローレンですな。
 やっぱり、映画ブログですから映画ネタでいきましょうか。ただ、私はソフィア・ローレンが苦手なんですわ。子供の時はTVで何でも観てたから彼女の作品もいくつか観たけど、映画館では彼女の映画は観てないと思いますな。でかい口がいけないのでしょうか。ホント、レンタルでも彼女の映画を観てない気がします。ですから、あの名作「ひまわり」も観てない。
 デ・シーカで、あのストーリーで、マストロヤンニで、あの美しいロシア女性(あーぁ、名前忘れちゃってるよ)で、そしてヘンリー・マンシーニで・・・予告編でウルウルしそうなんですが、未だに観てない。
 大口+あの頬骨の張った気の強い感じがダメなんでしょうな。最近の芸能情報で、嫌いな外人タレントの1位が川崎カイヤでしたが、彼女もローレンタイプですな。でも、これを書いているうちに「ひまわり」が観たくなりましたよ、ちょっぴり。

 ・・・ありゃ、ネタ切れしたぞ・・・

 「鳳啓介」といえば(と、唐突に連想転換)、漫才ですな。漫才といえばお笑い。
 今、何度目かのお笑いブームだそうで、「笑金」や「エンタの神様」など家の子供も毎週のように見てます。娘はだいぶ前からアンガールズのファンで、ヒロシ友近だいたひかるペナルティ・・・いやいや、もっとマニアックな、一度聞いただけでは覚えられない名前のユニットのも大笑いしながら見てます。魔邪は私の方が先にうけていて、しばらくしてからあの面白さが分かってきたようです。ただし、最近の魔邪はネタが面白くない。前振りと表情と動きだけですな、今は。
 あと面白いなと思うのは、アンタッチャブルかな。ドランクドラゴンインパルスも最近は飽き気味です。

 その前のお笑いブームって「ひょうきん族」の頃なんでしょうか。あの頃の方が今より見てたかな。

 しかし、その「ひょうきん族」の頃からのお笑いブームでも不満だったのが、落語が聞けないことですな。昔は、“日曜寄席”みたいな番組があって、漫才や漫談の後は落語がトリだった。
 落語家の名前も忘れちゃったけど、一人で10分も20分も笑わせてくれる。NHKの夜の番組では30分ものお題がじっくりと聞けた。あの話術の面白さは、コントや漫才では出ない味わいがあるんですけどねぇ。
 先日の「懐かしのテレビ映画」じゃないけれど、落語がテレビで観れなくなったのも淋しい今日この頃です。お江戸の方じゃ寄席で今でも聞けるんでしょうが、地方じゃテレビしかないんだから、NHK、落語聞かせてくれよなぁ・・・。


 「妄想バトン」。私の「鳳啓介」からのネタはこれくらいです。ちょっと、不完全燃焼気味ですか。

 さて、バトンだからどなたかに渡すのが筋なんでしょうが、99%映画関係のブログとしか交信がありませんので、映画バトンならいざ知らず、漠然としたものでは渡しづらい。しかも、ひとつのお題を3人の人に渡すのがルールのようです。
 ここは、この記事を読まれた方で、お題にピンときた方バトンを受け取っていただけませんか。
 ルール無視は重々承知で、お題も二つにします。

 「ソフィア・ローレン」 か 「落語

 この二つの言葉から何か書いてみたいと思われた方、宜しくお願いします。そして、UPされましたら、リンク付でコメントかTBいただけましたら幸いです。
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『あぁ、懐かしのテレビ映画たち』

2005-08-04 | 『独り言』
 suamaさんのブログ「素晴らしき哉映画人生」で3日付けの記事で紹介されている本、「20世紀テレビ読本 アメリカTVドラマ劇場」。3年前に市民図書館で借りて読んでいたので懐かしくなりました。当時、別のWebページに書いた記事を、今回は画像付きで紹介します。


 小学生~高校生くらいに茶の間のTVで観た外国製(といっても100%アメリカ製)テレビドラマの紹介本。

 ジャンルを、①ガンマンとカウボーイ ②スパイと兵隊 ③捜査官と探偵 ④社会派ドラマのヒーロー達 ⑤SF・ミステリー ⑥魔女、怪人、宇宙人 ⑦パパとママと子供たち ⑧動物たち ⑨三枚目 ⑩スペシャル と分け、最後に付録として海外ドラマの最新情報(この本は1999年7月発行)が載せてある。

 ⑩のスペシャルは「逃亡者」の為だけのコーナーで、自分も小学校から中学校にかけてほとんど毎週観ていた。この番組が途中中断になった時に「宇宙家族ロビンソン」があったそうだが、「ロビンソン」があまりに面白かったのと、その後の「逃亡者」はキンブルに女性が絡む話が多くなって、子供心にいまいち入り込めず、少しずつ引いていった思い出がある。
 この話が実話を元に作られたことは当時から知っていたが、最近のテレビでこの主人公は無実が証明された後もなかなか世間に受け入れられず、プロレスラー等しながら不遇の人生を終えたことがわかった。なんだか寂しい気がするなあ。

 今は、NHK以外にはほとんど観られなくなった外国製テレビドラマ。テレビが普及しはじめた頃は国内に番組自体が少なかったために輸入されていたわけだけど、最近の和製ドラマのつまらなさを観るにつけ、これら外国ドラマを少年期の多感な時代に観られた私たちのなんと幸せなことか!

 この本になかったものでよく観ていたものが二つあって、一つはNHKで日曜日の昼間やってた「農園天国」。主演は「ローマの休日」でG・ペックの相棒のカメラマンを演じていたエディ・アルバート。コメディであったことは覚えているが、中身は覚えていない。30分くらいの番組だった。もう一つは「プロ・スパイ」。主演はナタリー・ウッドの旦那、ロバート・ワグナー。ちょっと粋で、ハラハラもさせてくれるスマートなスパイものだったけど、これも中身は覚えていない。60分番組で、民放でやっていた。
 こんな番組にみ覚えの有る方、一度読んでみんしゃい!

【内野真一郎 著/同文書院】

 (2002.06.11 Tue)


 この後、作者の内野さんに連絡をとったら、出版元が倒産していて、本も作っていないと教えていただいた。suamaさんの記事で、早速アマゾンにアクセスしてみたが、「現在、在庫切れです」とのことだった。

 「プロ・スパイ」にはフレッド・アスティアも出ていましたね。「アイ・スパイ」は2002年にエディ・マーフィ主演で映画になっちゃった。
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『名作の復活。映画は永遠に不滅です!』

2005-06-21 | 『独り言』
 昨日の記事についてコメントがあり、「アフリカの女王」をモノクロと紹介していたが、あれはカラー作品だったとのご指摘がありました。何とも恥ずかしい。いかに記憶というモノ、思い込みというモノが恐ろしいか、ですな。

 今夕、家の近くの、まるでお抱えの図書館のように使っている書店兼CDショップ、兼レンタルショップに行きましたら、なんと名作シリーズと銘打って、昨日ご紹介したJ・ヒューストンの古い作品のDVDがレンタルの棚に並んでおりました。ヤッホーッ!

 「アフリカの女王」「マルタの鷹」そして「黄金」までも並んでおりました。更にはハワード・ホークスの「三つ数えろ」、エリア・カザンの「紳士協定」、マイケル・パウエルエメリック・プレスバーガーの「赤い靴」などなど・・・。

 いやあ、長生きするもんですな(ってお前はそんなジイさんか)。
 「クレイマー、クレイマー」の記事で暴露した通り、やっとこさDVDプレーヤーが設置された我が家ですので、これから、もう二度と観ることが出来ないと半分諦めていたような古い映画の数々が観られるかと思うと、ホントに幸せな気分になった今夜です。
 (話の流れでお気づきでしょうが、MYパソコンにもDVDは付いていません)

 さて、最初に流されるDVDのコンテンツは何になるのでしょうか?また、その日はいつ?
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■ YouTube Selection (予告編)


■ Information&Addition

※gooさんからの告知です:<「トラックバック機能」について、ご利用者数の減少およびスパム利用が多いことから、送受信ともに2017年11月27日(月)にて機能の提供を終了させていただきます>[2017.11.12]
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●映画の紹介、感想、関連コラム、その他諸々綴っています。
●2007年10月にブログ名を「SCREEN」から「テアトル十瑠」に変えました。
●2021年8月にブログ名を「テアトル十瑠」から「テアトル十瑠 neo」に暫定的に変えました。姉妹ブログ「つれづる十瑠」に綴っていた日々の雑感をこちらで継続することにしたからです。
●2025年2月にブログ名を「テアトル十瑠」から「::: テアトル十瑠 :::」に変えました。
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