フォトアルバム【富士食品バイオセンター(20090927)】
かつて美唄にあった、富士食品という会社の施設跡です。
特徴的な丸い塔のようなものは、どうやら給水塔のようです。
バイオセンターっていう名前なんですが、どうやらキノコ類の生産に関わる業務が行われていたようです。
でも、詳しいことはGoogleなどで調べてみても不明でした。
また、わりと近代的な工場部分と、かなりの年代物を連想させる居住部分とが同居しているという、何とも謎の多い施設です。
ほとんど読めなくなっていますが、富士食品(株)美唄バイオセンターと書かれています。
敷地の外から施設の方向へ。
この写真には収まっていませんが、給水塔の奥にもまだまだ建物は続いています。
タンクの奥には、かなり大きな建物があるようです。
情報が全くないのですが、ここで火災があったようです。
あるいはDQNの悪ふざけか?
どうやら工場跡のようですが、藪が深くてこれより奥へ行くことを断念しました。
Webで検索すると、この中に入った方もいらっしゃるようです。
この工場跡内にキノコ生産に関わる手がかりがあったようですが、我々は見れませんでした…。
雪の重みのため天井部分だけが抜けています。
こういう崩れ方は雪国の廃墟によく見られるらしいです。
比較的、藪と崩落の少ない建屋の方へ戻ってきました。
まさにバイオセンターな感じのする部屋一面の銀色。
建屋内の床にはBB弾が至る所に落ちていました。
こちらは天井が崩れていて先へ進めず。
こちらは天井が崩れておらす、先へ進めました。
後で気付いたんですが、天井にも苔が生しています。
この扉をくぐると奥はボイラー室。
とはいえ機械は、ほとんど撤去済みのようです。
学校の水飲み場を連想させる蛇口の列。
水道やトイレがあると、一気に生活感というか「ここには人間が住んでいたんだな」という実感がわいてきます。
工場なのに「編物教室」と書かれている。
この建屋は居住スペースだったんでしょうか?
緑の絨毯に見えるけど、コケがびっしりと生えている。
耐久性がちょっと不安だった階段。
天井が抜けた3階はご覧の有様。
この建物の3階は、みんな雪の重みで窓がある部分の天井が崩れていました。
外へ出るため玄関ホールへ向かいました。
っていうか、こっから出入りするのが普通か…。
炭鉱遺構好きのA-COLORにしては珍しく工場廃墟へ行きました。
「バイオセンター」というイメージ通りの銀色に覆われた部屋と、「編物教室」が同居するギャップがかなりお気に入りな廃墟でした。
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