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同人サークルA-COLORが北海道をうろうろしながら書いているブログです

デート・ウィズ・ドリュー

2007-01-12 10:22:00 | 映画-2007年

「スター・ウォーズマニアって、どこにでもいるな~」

 どういう映画化というと、映画好きの冴えない男が昔から憧れていたドリュー・バリモアと、いかにしてデートにこじつけるか悪戦苦闘するのを追いかけるドキュメンタリー(?)。
「映画好きの冴えない男」ってのが、妙な親近感(笑)。
 ドキュメンタリーというより、昔懐かしの『電波少年』のアポ無し取材のノリみたいなカンジでした。

 わりとっていうか、全然期待してませんでした。
 なのに、なんでこの映画を観ようと思ったのかというと……

 松坂、レッドソックス入団へ
  ↓
 そういえばレッドソックスファンが出てくる映画『2番目のキス』ってのがあったな
  ↓
 あ、主演がドリュー・バリモアだ
  ↓
 あれ、彼女のことをネタにした映画があるぞ

 こんなカンジの距離度で、興味を持ったので観に行きました。

 期待値が低かったというのもあるけど、これは面白かったです!

 主人公の悪戦苦闘ぶりも面白いんだけど、彼の周りの友だちが彼のために応援していろいろ協力してくれるので、そういう一連の流れを見ていると友だちの恋愛を応援しているような、そんな気分になります。
 主人公の冴えないぶりも笑えて、フォークの持ち方が変なのを友だちみんなから突っ込まれてヘコんだり、前カノとマジ喧嘩するところとかホントに冴えない。
 でも、ただヘコんでるだけじゃなくて、それを笑いにつなげようとする彼の努力も、この映画の面白さの一つ。
 笑いのセンスがバラエティ番組っぽいノリなんだけど、そのいちいちのツッコミとかリアクションがオレ的には面白かった。
 基本的にサービス精神旺盛なんだよね、この主人公は。

 んで、冴えない自分に対して、両親が「しっかりせえよ」とハッパをかけて、人生そのものを考えたりして……デートのことだけじゃなくて、冴えない男がなんとか努力しようとしている微笑ましさも良かったです。

 どこまでがホンモノで、どこからが演出(ヤラセ)なのかはわからないけど。
 でも、友だちを応援してるような雰囲気や、バラエティ番組っぽいのノリとか、なんとも奇妙なんだけど面白い映画でした。実際、オレ、映画館で何度も笑ってしまったし。

 んで、紆余曲折を経て、最終的にはベストエンドを迎えるんだけど……ヤラセの可能性を含めても、好印象のラストだったと思います。

 こういうものはネタバレすると面白くないので、あんまり詳しく書けないんだけど。でも、映画館で何度も笑えたし、ラストの好印象(ヤラセの可能性も含めて)のおかげで、けっこうオレ的な評価は高いです。
 っていうか、この時期に公開するってことは『2番目のキス』の宣伝も兼ねてるのかな~……まあ、でも、それも込みで面白かったです。

『デート・ウィズ・ドリュー』(映画館)
http://www.date-with-drew.com/
監督:ブライアン・ハーズリンガー
主演:ブライアン・ハーズリンガー
点数:7点


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