『続・北海道 鉄道跡を紀行する』という本を買いました。
堀淳一さんの廃鉄道や廃道の紀行ものの著書は、我々が炭鉱跡を探す資料としてすごくお世話になっています。
とはいえ、この本は1999年に初版が出たもので、けっこう古い本です。もっと新しい本もあるのに、何でこれを買ったのかというと…。
三菱鉱業美唄鉄道跡として、常盤台駅の跡が紹介されていたからです。
最初、「常盤台駅跡」といわれてもいまいちピンときませんでした。
でも、そこに写っている竪坑櫓で、ここが今の炭鉱メモリアル森林公園だということがわかりました。
でも、櫓の色が全然違う!
っていうか、この本で取材された当時の常盤台駅と竪坑櫓の周辺の光景と、今の公園として整備された炭鉱メモリアル森林公園とが、まるで違ってるっていうのが驚きでした。
さらに記事では、常盤台駅から我路駅を経て、美唄の方へ進んでいくんですが。
我路駅の駅舎や病院の廃墟など、今は取り壊されているかつての廃墟の姿もあります。
この本で取材されたのがいつ頃なのかハッキリわかりませんが、1999年以前なのは間違いないでしょう。
最近になって、この趣味にハマってる我々は今の姿しか知らないんですが。
同じ廃墟でも、今ある廃墟の姿とかつての廃墟の姿が変わっており、時間が流れているんだということがわかっておもしろかったです。
続・北海道 鉄道跡を紀行する 価格:¥ 1,785(税込) 発売日:1999-09 |
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