近代建築撮影日記

日本全国の近代建築を
大判カメラ、一眼レフ、デジカメなどで
撮影した写真で紹介していきます

名古屋の近代建築 その5(東区-白壁・主税・橦木町並み保存地区)

2010-02-13 13:28:04 | 中部
名古屋市の第5回目、白壁・主税・橦木町並み保存地区を紹介します。
2009/12/7の名古屋訪問では、この地区をスルーしましたので、今回は過去撮影写真のみとなります。

※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。


カトリック主税町教会 礼拝堂
(不詳/M37/木1/名古屋市都市景観重要建築物等)

(カメラ;Nikon new FM2・2007/4/30撮影)
和洋折衷の教会建築で、かつては床が畳敷きでした。
右にある鐘楼はH2の復元で、礼拝堂とは別の建築です。


カトリック主税町教会 司祭館
(不詳/M23頃/木2/名古屋市都市景観重要建築物等)

(カメラ;Nikon new FM2・2007/4/30撮影)
S40の道路拡幅で、右側面が切り落とされたようです。
同時に鐘楼も撤去されました。
鐘楼と司祭館は同時期の竣工でした。


カトリック主税町教会 旧教区長館
(不詳/S5/木2/名古屋市都市景観重要建築物等)

(カメラ;Nikon new FM2・2007/4/30撮影)
現在は司祭館の増築部分として使用されていますが、元は別用途の建築でした。


カトリック主税町教会 司祭館・旧教区長館
(不詳/M23頃・S5/木2/名古屋市都市景観重要建築物等)

(カメラ;Nikon new FM2・2007/4/30撮影)
左の司祭館裏面の2階にベランダがあります。
創建時には窓が無く、開放されていたそうです。


旧春田鉄次郎邸
(武田五一/T14/木2/名古屋市景観重要建築物等)

(カメラ;Nikon new FM2・2007/4/30撮影)
名古屋市には「都市景観重要建築物等」「景観重要建築物等」という似たような名前の文化財指定があります。


春田文化集合住宅(第1期)
(武田五一/S3/木2/文化財指定なし)

(カメラ;Nikon new FM2・2007/4/30撮影)
春田文化集合住宅の敷地南西の建築です。


春田文化集合住宅(第?期)
(武田五一/S3又はS7/木2/文化財指定なし)

(カメラ;Nikon new FM2・2007/4/30撮影)
春田文化集合住宅の敷地南中央の建築です。
資料によると、西側が第1期、東側が第2期ですが、この建物は中央なので建築時期が特定できませんでした。


旧大洋商工事務所
(不詳/M/木2/文化財指定なし)

(カメラ;Nikon new FM2・2007/4/30撮影)
春田文化集合住宅の敷地南東の建築です。
計画では、この建築も撤去して集合住宅を建てる予定
でした。
大洋商工は春田鉄次郎が興した陶磁器貿易商社でした。


旧井元為三郎邸
(長谷川富次郎又は白木時三/T15?/木2/名古屋市指定有形文化財・名古屋市景観重要建築物等)

(カメラ;Nikon new FM2・2007/4/30撮影)
設計者、建築年は資料によってバラバラなのでどれが正しいのか分かりませんでした。
「文化のみち橦木館」として一般公開されています。


旧矢田績邸
(不詳/T4/木1/文化財指定なし)

(カメラ;Nikon new FM2・2007/4/30撮影)


旧豊田佐助邸
(伊藤代吉/T4又はT12/木2/町並み保存地区の伝統的建造物)

(カメラ;Nikon new FM2・2007/4/30撮影)
この建築は一般公開されているそうです。

注;「町並み保存地区の伝統的建造物」指定物件は他にもありますが、二重指定分は表記しませんでした。


旧中井己次郎邸
(不詳/S初/木2/文化財指定なし)

(カメラ;Nikon new FM2・2007/4/30撮影)
料亭として営業しています。


旧櫻井善吉邸
(櫻井善吉/M38/木2/名古屋市景観重要建築物等)

(カメラ;Nikon new FM2・2007/4/30撮影)


金城学院高等学校榮光館
(佐藤鑑(基本設計)・城戸武男(本設計)/S11/RC3/登録文化財・名古屋市都市景観重要建築物等)

(カメラ;Nikon new FM2・2007/4/30撮影)
学校建築ですが、町並み保存地区の一角にあります。


次回は名古屋の6回目、東区内で白壁・主税・橦木町並み保存地区以外の建築を紹介します。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿