となりのとなかい

サッカー関係の密かな部屋にしよう!!

いったん

2013-09-14 09:58:15 | サッカーの他にも


【間質性肺炎】

 いままで、聞いたことがない 病名だったが

 調べてみると 肺の機能が、低下し、呼吸が出来なくなる。


 たまに 咳き込むことはあったのだが

 冬場だったために 風邪か? とのことで

 何もしない日々が続いていたが


 つらいとのことで たまに横になっていたが

 言葉だけは、軽快に話せるので 仮病と勘違いされ

 無理をして 働いていたようだ。



 今年の初めから

 入院を繰り返し ここ最近は、自宅療養で

 酸素呼吸器にて、行動範囲も狭くなっていた。

 ソフトテニスも ヘルスボランティアも

 出来なくなった。

 行動範囲は、ホースの届く 30m程度の範囲



 夏場の暑さ

 少し動くだけで、すぐに 息切れすることから

 寝たままの状態で過ごし、筋力が落ちた。


 食欲もなく 今年に入って30kgも落ちた。

 この間 咳き込んだ際に うっすらと吐血



 この前から、再入院

 細菌による感染で、口内、食道に 炎症が

 肺炎の疑いもあり 

 ステロイドパルス療法を実施



 週の初めに 家族が呼ばれ

 1)このまま 痛みを和らげる

 2)人工呼吸器にて、延命

 との判断を 検討ください。と



 出張を取りやめ 家族会議を行なうが

 結論は、出ない。


 
 呼吸が、出来ない と 最後の最後、苦しみながら

 のどを かきむしる様子を思い浮かべると

 苦しんで最後を迎えてほしくない。



 かといって、人工呼吸器を装着すると

 呼吸器がないと 今後の生活は出来ない。

 しゃべれない、食べれない、動けない

 生きるための 楽しみのほとんどを 奪われた感じ



 苦しまず そっと



 すやすやと 眠っている間に・・・。


 
 
 いままで、苦しんできた人だけに


 最後は、そっと
 

 





 そう願いながら 翌日、病院へ




 




 入院直後に訪れたときには

 集中治療室に入り、声をかけられる状態ではなかった。

 と、聞いていたのだが、

 顔を見た感じでは、落ち着いたような




 話を聞いたり、ネットで調べたりすると

 人工呼吸器を装着した際、回復する人も いるとの

 書き込みを確認するものの


 外すことは出来ず、ただ、衰弱するのを見守るばかり

 主治医に 外してとお願いしても 外してくれない。
 


 医者の立場として、

 病気の人を 回復させることが 本来の目的

 
 呼吸器を止める=死

 回復と 逆の行為を行なえない。 との理由
 
 


 1)そのままでも 

 2)人工呼吸での延命も


 どちらを選択しても 重圧から

 逃れることは 出来ない。



 その後、休みのたびに 通っているが

 細菌による炎症は、影を潜め 回復の兆しあり



 今後、リハビリを行ないながら

 完全な寝たきりと ならないよう 体力を付け

 自宅へ帰り 自宅療養を目標に 


 とのことで、


 いったんは、落ち着いた感じになった。



 が、主治医からの 症状説明書には


『改善したものの いつ急変してもおかしくない』


 との文章が、毎回 記載され



 こころに 突き刺さる 一文 となっている。