昨年、母親が 間質性肺炎で 亡くなった。
京都のお寺へ 納骨をするのだが
農家ということで、田んぼの時期には行けず
稲刈りも落ち着いた 10月18日(土)に
京都へ行く予定だった。
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9月20日(土)
駅で、切符と駐車場の予約券を受け取りに行く
行き:06:30頃発の電車
帰り:16:30頃発の電車
あまりにも 帰りの電車時間が、微妙だったので
京都での予定を聞いてみたら
納骨自体は、午前中で終わるようだ。
週末ということで 人が多いことも予想されるが
午前で終わる予定だそうだ
・・・で 帰りの16:30までは何を?
前に 納骨に行った際には、午後から
京都観光をして、帰ってきたそうだ。
今回も 同じような計画を 目論んでいたそうだ。
・・・であれば 行き当たりばったりで
・・・帰りの都合のいい 切符を当日買えばいいのに
とも思いながら 切符を再確認していた。
その時間で、帰ってから 自宅でやることもあるだろうし
切符の時間に関しては、父親に任せた。
何気なく 決まった 10月18日の京都への納骨
昭和19年 10月 18日
何の日か・・・父親の誕生日であった。
父親は、自分の誕生に合わせ 納骨も合わせたことが
いまになって わかった。
ちょうど、70歳
それが、わかっていたら 切符代 出したのに
わかっていなかったから 父親が、代金を出した。
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9月21日(日)
19:30頃
父親が、風呂掃除をしていた
19:40頃
祖母の呼び出しで、風呂場へ
父親が、浴槽に はまって、動けない
起こそうとするも 本人の力がなく
起こすことが出来ない
かろうじて、息が出来るよう
体制を保持するのが 精一杯
19:50頃
救急車を呼び 救急隊員3人が駆けつける
毛布を クロスさせるように 両脇を通し
3人で抱え上げ、担架の乗せる
20:00頃
救命救急の病院へ搬送
風呂場に はまっていたときから
虚ろな感じで、かつ 左半身が、動いていなかった。
風呂場で、滑って転び
浴槽の縁に 頭をぶつけたものだとばかり
思っていたのだが、外傷性はなく
持病の【不整脈】により 突如、血栓が
脳の血管に詰まり 【脳梗塞】との 診断であった。
早期だったこともあり
血栓を溶かす(アルテプラーゼ)薬の投与を行った。
改善の兆しは、あまり見られず ICUに搬送された
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9月22日(月)
入院の手続き ならびに 必要な備品を揃え
病院へ向かう
空調も安定しているのだが、
父親は、ひどく 汗をかいていて
『暑い、暑い』 と言って 赤ら顔だった
体温は、37.9℃
普段の体温が、わかっていないのだが
平温が、35℃の私にとっては 非常に熱いと言える。
アイスノンを 脇に嵌め
掛け布団を タオルケットにし
心持ち 落ち着いたようだった。
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9月23日(火)
ベットの位置が、変更となり
西日が入るようなことは なさそうだった。
が、やはり 暑いようだった
このとき、体温が暑いのは
怪我のときに その部分が熱くなり
バイキンと体内の免疫が 戦うことで 熱を帯びる
今回、脳梗塞であり
脳の中で、この攻防が 行われ
結果として、体温を司る 脳の部分に
体温上昇の感覚を 与えていると思っていた。
が、実際には
軽い肺炎を 患っていたことを 後で聞いた。
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9月24日(水)
MRIでの詳細検査
MRIの検査自体が、16:00頃のため
面会に行った時点では、結果が出ておらず
主治医からの説明は なかった。
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9月25日(木)
08:36
携帯に 見慣れない着信番号
折り返しかけてみると 病院からだった。
11:00~ 主治医からの説明を行うので
病院に来て下さい。との内容だった。