あわんつーわんつー。

　テレビで、「全日本エアロビクス選手権」というのをやっていました。
　そんな選手権があるんだと思い、見てみました。コートの中を所狭しと笑顔で舞う男女が、映っていました。男子個人、女子個人、ペアからユースまで、ざっと見ていました。
　エアロビというのも、過酷な競技なのだと思いました。身体の作りが違います。全身筋肉なのに、ものすごく柔らかい。動きも機敏です。ためしに自分の身体を腕だけで支えてみましたが、まったく持ち上がりませんでした。
　ジムに通っていたとき、一度だけエアロビのクラスに入ったことがあります。狭いスタジオに、鮨詰め状態に人がひしめき、インストラクターと同じ動きをします。インストラクターと前列にいる方々は、どんどんヒートアップしていきますが、着いていくのに精一杯(着いていってもいませんが)の者からしたら、苦痛で仕方ありませんでした。急に方向転換したりして、隣の方とご対面なんてことも。それから二度と、そのスタジオへ顔を出すことはありませんでした。
　たぶん、これからも。