この言葉は、私達が生きて行く上で大切な心構です。今日は、悪魔（サタン）について記します。
サタンはルシファー(明けの明星)と言う天使でした。しかし、高ぶりが生じ『自分が神になろう』とした為に、天使から堕されたものが、サタンです。サタンの働きは
①人を訴える者(ﾖﾊﾈ黙示録12ｰ10)
②人を破滅に導く、希望を失わせ、腐らせる。
③神を無視し、神の業を破壊し神に背く者。
などが、挙げられます。
創世記の最初の人間、アダムとエバの誘惑にサタン(蛇として)出てきます。神様は「ほとんどの木の実は食べて良いが、園の中央の木の実は食べてはならない。それを食べると死ぬ」と言われました。しかし、サタンはエバに「あなたは死なない、それを食べると、あなたの目が開け、神の様になる」と言い、騙されて食べてしまいエデンの園から追放されます。(創世記3ー1)
イエス様が公生涯に入られた時にもサタンはイエス様を試みます。(マタイ4ｰ1)
イエス様が、40日40夜断食し、飢えられた時、
サタンは「もし、神の子ならば、この石をパンにせよ」
又、宮の高い所に立たせ「もし。神の子ならば、自分の身を下に投げよ」
又、高い山に連れていき、世の国々と栄華を見せて、「汝、ひれ伏して我を拝すれば、これらを、みな、汝に与える。」
これら全ての誘惑にイエス様は勝利されました。
ヨブ記のヨブと言う人は、その人となり完全で、正しく、神を畏れ悪に遠ざかる裕福な人でした。
しかし、サタンはこのヨブを攻撃します。
持ち物や、健康を失い、どん底の生活に落とされっます。ヨブは、それでも、神様を信頼し続けます。最期に、ヨブは神様から、元の状態の２倍の祝福を受けます。
イエス様が教えられた主の祈りに
「私達を試みに会わせず、悪から、お救い下さい」(ﾏﾀｲ6ー9)と、ヨブを思い、祈らずにはおれません。
私達は、ｱﾀﾞﾑ、ｴﾊﾞの子孫であり、罪の中に生まれた者です。
『これ１人の人（ｱﾀﾞﾑ）により、罪はこの世に入り、又、罪によりて死は世に入り、全ての人、罪を犯した為に、死は全ての人に及んだ』(ﾛﾏ5-12)
『汝ら、…この世の習慣に従い、空中の権威を持つ支配者として今も、不従順の…子の霊に従って歩めり。生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。』
『しかし、憐れみ豊かな神は私達を愛して下さった愛により、罪過の中に死んでいた私達をキリストと共に生かし、共に甦らせ、共に天の所に座らせて下さった』(ｴﾍﾟｿ2ｰ3～6)
『キリスト・イエス、罪人を救わん為に世に来たり給へり』(一ﾃﾓﾃ1ｰ15)
『主の現れ給いしは、罪を除かん為なるを』
(ﾖﾊﾈ第一3ｰ5)
『もし私達が自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、全ての悪から私達を潔めて下さいます』(ﾖﾊﾈ第一1-9)
なお、サタンの最期は、ヨハネ黙示録12ー9や、
『彼らを惑わしたる悪魔は、火と硫黄との池に投げ入れられたり』黙示録20ｰ10
