聖書と共に

聖霊に満たされなさい

 最近、「聖霊に満たされなさい」と言う本を
手に入れました。出版はバックストン記念聖会委員
会です。第60回塩屋聖会で、英国のハーバート
・マゴニガル先生の説教の本です。

どんな人間でも、心の底では、神の霊を受ける
事を求めています。エデンの園でアダムとイブ
は神様によって創造されました。
彼らは、霊に満たされていました。それは全て
の人間に対する神様のご計画でした。
しかし、彼らは罪を犯して神様から離れました
。彼らは聖霊を失ったのです。

 世界にある様々な悲劇は、全ての罪は、すべ
ての戦争は、全ての恐怖は、一つの罪、すなわ
ち、人々が聖霊を失った事から始まります。

イエス・キリストによる救いにおいては、再び
聖霊が私たちの中に戻られるのです。ですから
「私の元に来て飲みなさい」とイエス様がおっ
しゃった時に、イエス様が言わんとしたのは、
「私の元に来て、聖霊を受けなさい」と言う事
でした。そして、イエス様は、「信じる者は
誰でも受ける」と言われました。

イエス様を信じる人の子は所に、イエスを受け
入れる人の所に聖霊はおいで下さいます。それ
は信じる事によるのです。信仰によるのです。
それは私達の救い主であるイエス様への私達の
信頼です。そうすれば、聖霊は私達の内に来て
下さいます。
  **********
同じ事を、アンドリュー・マーレーは、著書
「キリストの御霊」で説明しています。

「私は父にお願いします。そうすれば、父は
もうひとりの助け主を、あなた方に、お与えに
なります。……その方は真理の御霊です。その
は……あなた方の内におられるからです
           (ヨハネ14-16、17)

「彼は、あなた方の内にあられる」。この簡単
な言葉の中に、私達の主は、その贖(あがな)い
の御業の実であり、冠である聖霊内住の驚くべ
き秘密を示しておられます。

人間が創造されたのも、この為なのです。
神の霊は、この為に、すなわち神が人の心の主
となる為に、過ぎ去った時代を通して、むなし
く人と争われました。この為にこそ、イエスは
地上の生涯を送り、更に、死までも味われたの
です。もし、これが無かったならば、御父の
目的も、又、その御業も失敗であった事でしょ
う。

しかし、今や、最後の夜となりました。残って
いる時間も、わずかになったので、主イエスは
この神的な秘密を開示して、自分が去った時に
弟子達の受ける損失は、彼が肉体をもって臨在
した時よりも、更に大きな恵みで十分に補われ
る事を、お話になったのです。

聖霊が私達の内に住み、私達と一つになるのは
御父が、御子にあり、御子が御父にいます如く
です。私達は聖なる崇敬の念をもって、頭を垂
れて礼拝し、あがめ、この大いなる祝福を受け
ようではありませんか。

その導きは、どの様にして自分達の思いの内に
知る事が出来るのか。

この内住の御霊は、まず何よりも徹底的に信仰
によって認められなければなりません。
私が、その働きの証拠を、ほとんど認めない
でさえも、静かに、敬虔に内住を信じるべきな
のです。

その最初の働きは、この上なく、弱く、ひそか
であるかもしれません。それは、良心のささや
きとか、聞き慣れた聖句の響きにすぎないかも
しれません。この様な時こそ、信仰をもって、
聖霊が導いて下さる事を信じるべきです。
どうか、私が、その御声に、ささやきに忠実で
ある事が出来ます様に。

信仰は、それがどんなに、ありそうもない様に
見えても、神についての事がらを認識する私達
の霊的、性質の能力です。




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