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また1件,まずい事故が起きてしまった……!

2011-04-27 08:52:53 | 日記

節電で街灯消え、衝突の男性死亡 東京・目黒(産経新聞) - goo ニュース

 自転車が加害者となる事故が目立つようになって,1サイクリストとして懸念を持たずにいられない.なんでこんな事故が後を絶たずに繰り返されてしまったのか,苦々しい限りである.

 暗がりで相手に気付くのが遅れたのが原因らしいが,ライト(バッテリーランプ等)は正常な状態で使用されていたのか,スピードは適切だったか,そして何よりいち早く相手を発見して回避する気があったのかなかったのか,疑問は尽きない.

 この事故の場合,加害者が死亡してしまったので,仮に全くの無保険であったなら,被害者に対する補償は遺族にとって極めて深刻なものとなるのは他の自転車の加害事故の例に漏れない.さらに重大なのは,あまりこういう事故が度重なると,自転車レースの普及やジュニア層への底辺拡大に社会的な理解,ないしは支持を得ることは困難になる.

 自転車の人身事故の場合,加害者の車種が軽量で多段ギア装備のスポーツタイプであると,とかく感情的な非難の声が湧き上がりやすい.しかし,いわゆる“ママチャリ”のような実用系のファミリータイプなら絶対こういう事故はあり得ないかといえば,決してそんなことはない.加害者となる危険性はいかなる車種であろうと全く関係ないのである.

 かつて小中学校における「サイクリング禁止」に泣かされ,40年来悩まされ続けて来た者としては,このような事故に事寄せて自転車の(広義の)スポーツ或いはスポーツタイプ自転車の一方的な弾圧につながるような動向には神経を尖らせずにはいられない.


自動車頼みの成長路線を見直そう

2011-04-01 21:16:41 | 日記

3月の新車販売、前年比35%減 年度末商戦を直撃(朝日新聞) - goo ニュース

 大震災でクルマを買う金がなくなった……という事情によるところが大きいのだろうが,大体,道路や駐車場に使える土地にも限りがある以上,新車の販売台数が頭打ち,ないしは減少に転じるのも1つの時代の成り行きと見るべきだろう.

 景気や雇用のためとは言っても,国内外を問わず必ずしも必要不可欠とは思われないクルマの生産と販売を今後とも際限なく増やし続けることが,たとえEVやハイブリッド車といえども地球環境にとってプラスになるとは思えない.自動車優先のために,例えば子供が外で遊べないようでは,「子育てに適した環境」とはいえない.特に小中学校時代「自転車禁止」に泣かされ,40年来悩まされ続けてきた者としては,子供が自由にサイクリングを楽しむことのできない地域なんぞは絶対に住みたいとは思わない.

 最近の若い世代が以前ほどクルマに関心を示さなくなっている,といわれるが,私はむしろこれは非常に歓迎すべき,かつ喜ばしい傾向であると思っている.早く“脱クルマ”の成長戦略を皆で考えて行かなければ…….


これが「オール電化」の弱点

2011-03-23 20:33:47 | 日記

オール電化住宅、普及裏目…原発2基分の消費増(読売新聞) - goo ニュース

 こういうこともあるだろうから,「オール電化」は考え物だと思っていた.TVを観るにも何かの作業をするにもここ一番という時に「停電」ではお手上げである.結局,電力の大元が斯くも脆弱,しかも恐ろしく危険なものであったことには愕然とする.自宅を「オール電化」にすれば公然と「原発反対」を表明することはできなくなる.

 こういう時のためにも,熱源を多様化しておくことは絶対必要なのだ.電力は当面火力発電所の増強に頼る以外あるまいが,これでまた“温室効果ガス”の排出量が増加するのも困った問題だ.もっと自然エネルギーの有効活用に力を入れなければ……


政治家は不用意な発言を慎め

2011-03-21 13:27:35 | 日記
「この地震、本当に起きてよかった」大阪府議長が発言(朝日新聞) - goo ニュース

 いちいち他人の言葉尻を捕らえてあげつらうのもどうかとは思うが,先般の石原都知事の“天罰”発言にしろこれにしろ,罹災者や関係者にとっては著しく配慮を欠く,実に腹立たしい話だ.

 この大阪府議会議長は府庁舎の移転計画を巡って橋本府知事との意見対立があったという.移転先は埋立地で液状化が起こる,津波も来る,その危険性が明らかになって図らずも持論の正当性が証明された――と言う訳で,ついあんな発言に及んだのであろう.

 この発言は確かに問題ではあるが,橋本府知事もあまりそういった危険性を孕む場所への府庁舎移転を現時点で強行しようとせず,府議会議長の指摘にも耳を傾け,再検討の時間を持つべきではないか.

冬山登山は高校生には無理だろう

2011-01-30 18:47:54 | 日記
富士登山の男子高校生が行方不明、遭難か(読売新聞) - goo ニュース

 私の卒業した高校では冬季休業中の生徒心得に「冬山登山は禁止する」と明記してあった.常識的には,高校生に冬山登山,それも単独?とはどう見ても無理だろうとしか思えない.

 登山をやるならいろいろな花の咲くシーズン中が一番だ.本格的な装備の必要な登山コースでなくても,長野県内では日帰りサイクリングでアプローチの可能な亜高山地帯もある.海抜が上がるにつれて変化する植生を観察しながら自転車で上るのは,きつくとも心は弾む.その中で,美しく貴重な高山性の植物との“対話”はまた格別の感動がある.

 しかし10月も10日を過ぎれば,海抜1,500m以上の亜高山帯にははや冬が来ている.帰りのダウンヒルで風邪をひかないための衣類の用意等事前の対策は当然必要である.それに,これは季節に関係ないが,雲(ガス)がかかった時の視界の悪さは普通の霧の比ではない.それこそ“綿雲一つかかっただけで遭難する”――これが,山の怖さの一例だと実感する.

 彼がこの時期に敢えて富士登山を強行した真の目的は第三者には知る由もないが,万一最悪の結果に終わったならば,実にお気の毒だが“自業自得”と言わざるをえないだろうし,かの“登山評論家”M氏とて「これは無謀」としか仰らないだろう.