gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

危険予知活動をきちんとやって事故を防げ

2011-05-16 19:57:04 | 日記

震災のがれき処理で事故相次ぐ 7人死亡約100人けが(朝日新聞) - goo ニュース

 建築や解体等の現場作業に不慣れな者が大勢入っているとなると,これも「さもありなん」という問題である.その上少しでも早く早くと急がされればなおのことだ.未経験の業務請負会社の作業員,まして素人ボランテイアの寄り集まりで作業がそんなにスムーズにいく筈があるまい.昔から「現場作業のケガは自分持ち(要するに自己責任)」というけれど,一定人数の作業班ごとに,先ずそれぞれの作業現場でこれだけは絶対守るべき注意・連絡事項を班長(職長)から徹底させ,あとは刻々と変わる現場の状況から危険を回避することを,作業者同士で互いに注意し合うというような事前の安全教育の充実が必要であろう.

 第一に作業用ヘルメットその他保護具の適正使用,次いで重機の旋回範囲,クレーンの吊り荷の下への立入禁止は当たり前.それに目の前のどこにどういう危険が潜んでいるか,それを回避するための方法・行動を自ら判断できることが大事である.こんなに死傷者が多発しては,モチベーションも萎むというものだ.こういう時・こういう場にこそ確固たるリーダーシップを発揮できる人材が必要とされるところだろうが.