MX-1と共に

オールドコンデジMX-1が壊れるまで、使い倒したいと思っています。

今更PL7にハマってます。

2021-02-03 18:06:09 | カメラの話題
カメラってのは、解像度がどうとか、AFスピードがどうだとかは、あんまり重要ではないですね。
手に持った感触とか、シャッターを押したときに手に伝わってくる振動とか、そういうものが大事なんだなと思う今日この頃です。

先日、今更ですが、中古でPL7を手に入れまして、ようやく「これだ!」と思えるサブカメラに出会えたと思っているところです。
手に持った時に感じる、ほど良い重さと剛性感、それから、シャッターが下りたときの音と振動が何とも言えず心地良いんです。



コンパクトでスタイリッシュなPL7に不釣り合いではありますが、同時に手に入れたVF-4という高性能なビューファインダーも、いざとなればメインになりえる武器になります。



パナの歴代GX7のファインダーはコントラストが強すぎて、暗い部分が見ずらいという欠点があります。VF-4はコントラストが低めでかなり見やすく、オリンパスのM10やM5はおろか、フラッグシップM1にも負けないのではないかと思うほどです。
ちなみに中古相場では、VF-2との価格差が縮まってきているので、VF-4は狙い目だと思います。VF-2もGX7のファインダーよりは見やすいので悪くはないのですが、正直、性能差はかなりあります。

今はパナの12-32mmを装着して撮影を楽しんでいますが、初めてMF専用のレンズを使ってみることにしました。七工匠の25mm f1.8です。
PL7を手に入れて、「写真を撮る」という行為そのものを楽しみたいと思い始めたことがこのレンズを選んだきっかけです。
小さくて軽く、近接撮影にも強い。新品で9000円を切る破格のお値段も大きな魅力です。中国メーカーの製品ではありますが、もし使いこなせなくても、マップカメラさんなどで買い取ってもらえるということも、購入に踏み切れたひとつの要因です。

レンズは明日届きます。楽しみです。

やっぱりフォーサーズ2台体制に戻りました。

2020-11-19 19:30:18 | カメラの話題
一時期、富士フィルムに移行しかけましたが、やっぱりフォーサーズに戻ってきました。

野鳥撮影用のG9PROのサブ機をE-M10mark2に決めました。
中古なんですけど、というか、中古だからこそなのですが、コスパがべらぼうにいいんです。

小さくて軽いし、ファインダーは見やすいし(これすごく重要!)、モニターはチルトするし、ダイヤルが2つ付いてるから露出補正と絞りがダイレクトに操作できるし、ファインダーを覗いたままモニターをなぞってフォーカスポイントを移動できるし、こんないいカメラだったんだぁとあらためて見直したしだいです。

実は以前E-M5mark2を気に入って使っていたのですが、野鳥を撮り始たら全然使い物にならなくて、オリンパスから離れていったという経験をしていまして、サブ機選びの対象からは外していました。
いろいろカメラを試してみて、パナもキャノンも小型機はファインダーが見づらく、役目を果たしていないものが多いと感じました。富士フィルムのファインダーは、オリ同様コストをかけていて気に入りましたが、全般的にレンズが大きくて値段が高い(しかも古い)ことが気になりました。カメラ本体が小さくても、レンズが大きくては意味がありません。(写りはいいんでしょうけどね)

安くてシステム全体が小型でファインダーの出来がいいカメラということで、E-M10mark2となりました。シャッター音が重くて好みではないのですが、そこは目をつぶり、末永く愛用していきたいと思います。


X70ドレスアップ&サービスセンター行き決断。

2020-10-22 19:56:41 | カメラの話題
富士のX70にパナの光学ファインダーを付けてみました。「24mm」って印字されてますけど、28mm単焦点の、このカメラの視野とほぼ同じです。







もちろん被写体に近づくとパララックスは生じますが、遠景であれば問題なし。

富士も純正で光学ファインダーをラインナップしてますけど、コンパクトでスタイリッシュなX70には全然似合わない大きさの武骨なもの。
それをX70のアクセサリーとして紹介しているんだから、富士のセンスを疑ってしまいます。

このパナのファインダーはかっこいい。質感もいい。シルバーがあったら、シルバーのX70にとても似合いそうだけど、パナは黒のみのようです。

という訳で、このファインダーでさらに男前になったので、不満だったレンズ駆動音にも手を打つことにしました。
宮城のサービスセンターに送って見てもらいます。あわよくば無償修理を狙ってますが、ダメだったら見積金額聞いて判断します。
良心的な値段でありますように!

3台のカメラで役割分担。ようやく機材集め完了。

2020-10-10 17:45:12 | カメラの話題
以前は1台のカメラをいろいろな用途に使っていましたが、最近、用途によってカメラを使い分けたいなと思うようになってきました。

まずは野鳥用のカメラ。これはパナのG9Proです。パナライカ100-400mmを付けています。野鳥用カメラとしては、ネオ一眼に次いでコンパクトなシステムだと思いますし、資金的な面からも、できるだけ使い続けたいカメラです。

残りの2台のうち1台は、スナップ写真用。
何気ない街角の情景を切り取ってみたいという願望は以前からあったのですが、観光地でもないところでカメラを構える気恥ずかしさが邪魔をして、ずっと実現できずにいました。

まずGX7mk2を手に入れ、そのキットレンズを活かすために、GM1、GM5と買い替えていったのですが、携帯性を考えたらコンデジに勝るものはないと考え始め、キャノンのG16に手を出し、しばらくすると散歩で野鳥が撮れたらいいなと目的がブレ始めて、キャノンのSX740とかパナのTZ90とか超望遠系に目移りし、やっぱり極小センサーのコンデジでは野鳥は無理だということで、1インチコンデジに興味が移り、キャノンのG7Xmk2、ソニーのRX100mk3、パナのTX1と次々と中古を乗り替えました。

そして先日、富士の単焦点(換算28mm)コンデジX70を手に入れました。うるさいAF駆動音に安っぽさを感じますが、センサーサイズはAPS-C、35mmと50mmへのクロップが簡単にできて、しかも、撮影時にレンズの筒が伸びない!なんてスマートなんでしょう!
GRという強力なライバルがいますが、スナップ写真はこれで決まりでしょう。

最後の1台は、風景、草花、昆虫用のカメラです。今は野鳥が一番の被写体ですが、以前はこの分野が撮影の中心でした。
当初はGX7mk2をそれに充てようと思っていたのですが、ファインダーの出来が悪くて、GX8への買い替えも考えていました。
しばらくコンデジ選びに興味が移っていたので、このカメラは放置していたのですが、富士のフィルムシミュレーションに興味が湧いてきたので、まずはお試しにと思ってX-A5を手に入れてみました。でも、これが何とも無味乾燥なカメラで、電動ズームの反応の悪さも相まって、すぐに手放してしまいました。

そのときは、富士にはもう手を出さないと思っていたのですが、X-E3のデザインが大好きで、気になってしかたなかったので、思い切って手に入れてみました。小さいながらも見やすいファインダーも魅力でした。
手にしてみると、確かに惚れ惚れするほどかっこいいのですが、スマートすぎて、大きなレンズが似合わないんですね。単焦点レンズを付けて、スマートに撮影するカメラであって、間違っても、50-230mmなんて付けてはいけません(笑)。

という訳で、ほどなくX-T20に乗り替えました。背面モニターがチルトするし、フラッシュも付いている(E3はクリップオンが付属)ので、実用性がぐんとアップしました。
小型が魅力のカメラですが、じっくり撮影するにはグリップが心許ないので、ハンドグリップを注文しました。
購入当初は、このカメラをスナップ写真にも使おうと思っていましたが、その分野はX70に任せて、より実用的なカメラに仕上げる方向に舵を切りました。

そろそろ散財も終わりにしたいので、これで機材集めは完了です。そのことを誰にという訳でもなく宣言したくて、ブログに書き綴りました。
お読みいただき、ありがとうございました。