光の当たらない君

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数学の先生

2024-10-31 08:00:00 | 日記
数IIBの先生だった。
いつもぼくの名前を間違えた。
授業の中で生徒に問題を解かせる時、
黒板の前に出て、
みんなの前で、解かないといけない。

すこし緊張。
いや、相当緊張。

「A君、解きたまえ」
その度に、「先生、AではなくBです。」
と訂正しなければいけない。

名前の読みかたが違うのである。

その後、数回、
「先生、Bです」と、
言わなければならなかった。

ところが、
ある日を境に、
間違えなくなった。

間違えないというより、
指名されなくなったのだ。

指名されない理由は、明白だった。
三角関数でつまづいて、
数IIBは、意味不明の授業になっていた。
ぼくに指名しても意味がないのだ。

名前の間違いがなくなったのは良かったが、

ちょっぴりさみしかった。

ちょっぴりさみしくて振り返っても
そこにはただ風が吹いているだけ
人は誰も 三角関数につまずいて
人は誰も 夢やぶれ振り返る 
(シューベルツの風の替え歌)

生活習慣

2024-10-29 07:26:00 | 日記
クリニックに行くと、先生から
「歩いていますか?」と必ず聞かれる。

返事をしないわけにはいかないので、
一応、力のない
「はい」で答えます。

誰かが、ぼくに、歩くのなら、
イオンが良いよとアドバイスしてくれた。
冷房は効いているし気持ちがいい。
そうか! と思って、
イオンに行って歩いてみた。
確かに、涼しくて、とても気持ちがいい。
ソファーに座ってリラックスしている人や、
買い物している家族もいる。

なかなか素敵なウォーキングだ。

と思ったが、
それっきり。
やっぱり続かない。
次は、ゆめタウンに行ってみるか。

「歩いていますか?」という先生も
このアドバイスが
習慣になっているような気がする。
お医者さんとしての生活習慣なのだろう。
生活習慣病ではないが。

ある日のこと、
百円ショップの帰り、
ちょうど出たところで、
「血管年齢がすぐわかりますよ。30秒でわかります。」
と大きな声でアピールする人がいた。
普段は無視するが、
ちょっと調べてもらうことにした。
すると約17歳ぐらい若いことがわかった。

百円ショップのすぐ出たところというのが
気になったが、

ひとまず嬉しかった。


将棋大会

2024-10-27 19:51:00 | 日記
時々、町の将棋クラブに通っていた。
そこに来ている人の中に、
私の行きつけの床屋さんがいた。

床屋さんは熱烈な将棋ファンで、
私が床屋に行くと、
髪を切ることよりも、
将棋を指したいという気持ちを
抑えきれなかった。

カットが終わった後、
他にお客さんがいなければ、
ニコニコしながら将棋盤を持ってくる。
そして指し始める。

ところが、「こんにちは」と言って
お客がくる。
その時、床屋さんは、嫌な顔をして、
「ああ来たか」とつぶやいて、
落胆する

奥さんがその態度に怒って、
「何を言っているの」と言って、
「いらっしゃい」と言って歓迎していた。
床屋さんがどんなに将棋をしたくても、
私は帰るしかない。

その後、
町の将棋大会が行われた。
床屋さんも出場していた。

私も調子良く、勝ち進み、
決勝に進んだ。
ところがなんと相手は、床屋さんだった。
最初は、私が劣勢だった。
負けても二位だからと
思いながら指していると、
状況が変わって、
私が優勢となり勝ってしまった。
私は気分が良かった。

しかし、床屋さんの
落ち込みはひどかった。

しばらくして、髪の毛が伸びてきたので、
床屋に行かないといけなくなった。
床屋さんは元気かなと
思いながら行くと、
ニコニコしながら私を待っていた。

案の定、カットが終わると、
将棋盤を持って来た。

奥さんがにらんでいる。
まあ良いか。
次の客が来るまで、付き合うか。

冬が来る前に

2024-10-25 08:23:00 | 日記
鏡を見ながら思った。
この体型でどうして、
寒がりなのだろう。
皮下脂肪は、
寒さに弱いのだろうか。

先日、「冬が来る前に」
近くのスーパーで、
Lサイズの下着を買った。
着たら小さかった。

ということは、私は、2Lサイズ。
下着は、試着することもできず、
買うしかなかった。
あ〜あ。

財布が「紙ふうせん」のように、
軽くなり、
心が寒くなった。(少し大げさ)

以前、「Lサイズで行こう」という本を
読んだことがある。
とても、おもしろかった。
その人は、
まだ、Lサイズなのだろうか。

それはともかく、寒くなったので、
セーターを押し入れから出し、
ダウンを干した。

もちろん、忘れてはならない、

ズボン下。


秋が来た

2024-10-23 06:19:00 | 日記
秋が来た。
飽きが来た。

ブログを続けるのは、大変だ。
フェイスブックも
インスタも続けることは、
至難のわざだ。

ほぼ続かない。

ネタがなくなる。
ネタを提供してもらっても、
そのネタで書くことには、
よりパワーが必要となる。

ところで、
ネタをひっくり返すとタネになる。
これって、
関係あるのだろうか?

ウキペディアによると、
ネタは、
タネの転倒語と書かれていた。
寿司の具材や、
新聞記事の素材にも使われている。
また、
人に笑いを起こさせる事物、行動とも
記されていた。

しかも、ネタは、日本語だけど、
俗語なので、
カタカナ表記とするとのこと。
ウキペディアって便利だね。

私の若い頃、
百科事典を購入して、
支払いに苦労したことがある。

そんなに高額なものとは知らないで、
セールスマンのおしゃべりに
付き合っていたら、
購入するハメになってしまった。

購入したのはいいけれど、
ほとんど活用されなかった。

これって、

自虐ネタというのだろうか?