最近、《X》を辞めたという、変わりモノのシロガネです。でも利用はしております。シロガネが欲しいのは、綺麗な画像と、知るに足りる情報。それだけです。
柿内青葉《幕あひ》
余りにも多くの情報を欲しがり過ぎると、只でさえ馬鹿な頭が余計に変になりそうです。
黒澤明監督《蜘蛛の巣城》で夫を唆す浅茅役の山田五十鈴さん
(別に何の意味はありません)
作者不詳 題名不詳
話が横に逸れてしまいました・・・・アレコレと自分で考えて、選んで、ヒントを探しながらコツコツと自分のブログを作ってゆくのが、自分の性に合っております。
キルギスの大統領ご夫妻が来日されましたが、両陛下には、皇居で数年ぶりの午餐会が行われました。
両陛下は、いわゆる令和流のお・も・て・な・しをなさいました。
「お・も・て・な・し」
和食が出されたとの事です。それで、皇后様には着物を召されたわけです。
淡谷のり子先生
「いけませんね」
宮中の第一礼装は洋装なのに、その慣例をやすやすと破られては、秩序が乱れてしまいます。
お若い時の先生
「演歌なんて大嫌い」
後年の淡谷先生
「美空ひばりなんて認めないわ」
昭和45年、ネパール国王の結婚式に参列される為にネパールを訪問された常陸宮両殿下。華子妃殿下も“いけませんね”殿下が洋装なのに、妃殿下が着物では・・・・。
そうじゃ無きゃ~~皇嗣妃殿下があれだけ批判された意味が有りません。
昭和50年2月ネパール国王戴冠式に参列された当時の東宮両殿下(現上皇・上皇后両陛下)
お座りに成られる時、ドスン!という風な音が出そうな
デーンと貫禄タップリな皇后様
この料亭の女将のような、このバブルの名残を留める(シロガネはその頃は知りませんが)お顔と眉を見ますと最近知った・・・・
尾上縫氏を思い起こします。
バブルの女帝・尾上縫が持っていたであろう、数々の豪華な着物や帯は何処へ行ったのでしょうね。
令和の女帝
「私の知ったこっちゃないわ~~♪」
「私の知ったこっちゃないわ~~♪」
(この当時は馬に直接触っておられたのに、ある時から突然、馬アレルギーを発症された皇后様。しかしその後は驚異の回復力で克服された皇后様。でも適応障害に進展は無し、摩訶不思議です)
お金の商談をなさっている・・・・じゃなくって関係無い関係無い・・・・とあるTwitterで見たら、皇后様と皇嗣妃殿下のお着物が色かぶりしていると、出ていましてあぁ・・・・始まったなと思いました。画像で見るとそう思い込んで仕舞われる方もいるんでしょうが、違います。
YouTuberでも早速作られていました。画像だけ貼ります。因みに宮中の女性皇族の序列は・・・・皇后様、上皇后様、皇嗣妃殿下です。これは基本中の基本ですから、覚えておきましょう。
平成26年秋の園遊会での妃殿下。
平成9年の秋の園遊会での妃殿下。
平成3年(1992)インド、パキスタン、タイ等ご訪問時の妃殿下。26歳。
・・・・というように31年前の、皇嗣妃殿下がこよなく愛する萌黄色地に、菊や秋草等を描いた、まさに秋の季節にしかお召しになれない格調高い訪問着です。
合わせ鏡
ついでに・・・・
同じ平成9年の秋の園遊会の時の当時の皇后様。
上皇后様から譲られた京和工藝の訪問着に帯は菱文様の中に金銀の菊を刺繍したという大変、
絢爛豪華な帯です。
絢爛豪華な帯です。
陛下が少しでも高く見えるようにと配慮された見事な立ち位置。
この日は同じ菱文様に菊の刺繍の帯を締められました。この帯は何度か見た事がありますから、直ぐに分かりました。
お着物は新調されたものでしょう。(多分)クリーム色の裾濃地に菊を中心に秋草を描いた現代風な訪問着です。
皇后様は現代風な訪問着。皇嗣妃殿下はしっとりとした昔の訪問着。『源氏物語』の《絵合せ》みたいです。
それにしても偶然でしょうか?同じ時にお召しになられた、訪問着や帯を皇后陛下や皇嗣妃殿下が各々今日この日に召されるというのは。
令和の女帝
「良く分からないわ~~♪」
「良く分からないわ~~♪」
ついでに・・・・
眞子夫人の締められている帯は・・・・
・・・・天皇陛下の立太子の時の祝宴の時に妃殿下が締められている帯と同じです。若松の枝が同じ位置にありますから間違いないでしょう。
中村岳陵《豊旗雲》
・・・・もしかしたら最近、皇嗣妃殿下の気持ちが少しは理解出来たかも知れない・・・・
文学界の女帝・林真理子女史