姫宮様は、弟宮でいらっしゃる、宮殿下には、自分達の結婚の一番の、被害者であると、思われていらしたのです。それ故、心底申し訳ないと気持ちでいっぱいでした。自身のせいで、弟宮様の多感な時期に、相当な迷惑を掛けてしまったのです。
弟宮様は、当時から、(それ以前にもですが)ご自分の将来の立場故に、幾度も様々な、心ない事を言われ続けていましたが、しかし、それを庇い、励まし、守り、支えなければならない、長姉の自分が、自身の結婚問題とその後で、弟宮を更に(その立場をも)大きく傷つけてしまったのでした。
自分達の結婚が、「純愛ラブストーリー」として、多くの国民の理解の得られないという曖昧な状態のうえ、周囲の反対意見も多いなかで、正式に、結婚が決まった時の、弟宮様の、反応及び、言葉は、至極もっともなものでした。(例えば・・・・こんな感じデス)
ツッキー
(スルーだ・・・・僕は知らない。知らない人です)
若宮殿下(以下はシロガネの妄想言葉です)
「無視だ。無視。こんなの、オレの姉じゃない。関係のない人です」
アニメ・「ハイキュー!!TO THE TOP」
第1話「自己紹介」 影山が、全日本ユース強化合宿招集を受けたのが、悔しくって、日向が、宮城県一年生選抜強化合宿に無理矢理乗り込んだ時のツッキーの反応と、選抜強化合宿の方を、選んだ日向の理由。
ツッキー
「・・・・・・・💢😠💨」
姫宮様(やっとK氏と結婚が本決まりになって超嬉しい🎵😍🎵)
「ルンルンルンルン😆🎶✨」(鼻唄を歌っておられます)
若宮殿下
「クッ~~~~~~💢💢💨」
(この、姉は何も分かってなかったのか!!!💢)
ツッキー
「バッッカじゃないの!」
日向
「だって、逮捕は困るだろ」
(月島と山口との会話で、ユースに忍び込んだら、「速攻で逮捕じゃん」と聞いたんでそれで、こっちに来た日向)
若宮殿下(無視しようも、姉の余りにも、空気を読めない、浮かれ気味に耐えきれず)
「ねえ様、バッカじゃないか!マジで、バカだったのか!何でこうなるんだよ!!」
姫宮様
「だって『ユウちゃん』、日本の法律じゃ、お互いの同意があれば結婚できるのよ🎵何の問題もないってK氏も言ってるもの。心配しなくて大丈夫よ🎵」
ツッキー
「ハァ?」
若宮殿下
「ハァ~?」(国民も恐らく同じ思いデス)
ツッキー
「だからって、何で、こっち来るんだよ!!」
若宮殿下
「法律に問題ないからって、皇族が、たくさんの国民が納得出来てないのに、結婚してもいいのかよ!!K氏が問題ないってなんだんだよ、あの人に問題あるから、みんな反対してんのに」
ツッキー
「つうか、逮捕されなきゃ行くのかよ!!」
若宮殿下
「じゃ聞くけど?ねえ様は、法律が許せば、どんな相手でも許されると思ってるの?皆、ホントにそういう風にしてんの?マジで、そう考えて、K氏と結婚しようと思ってんなら!」
ツッキー
「どーゆう═!!💢」
若宮殿下
「一体、今まで、ねえ様は・・・・・!」
ツッキー
「思考回路だよう!!!💢💢」
若宮殿下
「皇族としての自覚は、今まであったのかよ!何学んで、何してたんだよ!!」
ツッキー
「このっ💢💢バ・・・・」
若宮殿下
「マジで、信じられないんだけど💢💢・・・・・ねえ様の・・・・・」
ツッキー
ツッキー
「ホントッ!!バーーか❗」
若宮殿下
「バーカ!!バーカ!!バーカ!!、絶交だーー!!!口聞いてやんねーーから。超絶バーカ!!」
あの当時、大変な剣幕であったのが、10年以上たっても、アリアリと、思い出されるのでした。
・・・・それなのに、何を今更、ノコノコと実家に出戻り、今後の自身の相談をにするなど、余りにも虫がよすぎると、弟宮様が、思われても全く、不思議ではないのです。
しかも、わざわざ、ご自分の実家に来られるとはゆえ、自分の相談事で、弟宮とはゆえ、宮殿下ご自身が、こちらに来られるのは、余りに、礼に欠く行為をさせてしまい、本当にすまないと、姫宮様は弟宮様に対して、心から、思っていました。
本来は、自身が、あちらに、出向いて行かなければならないのですが、しかし、自分が、あちらの宮邸に行く事は、K氏の事もあり、無理なのです。事実上の出入り禁止と、言っても過言ではなのです。これは宮殿下の意思というよりも、宮家の側近達、ひいては、宮内庁側の考えてでも、あるのですが・・・・。
それだけ姫宮夫婦は、要注意人物として扱いを受けていたのです。はたから見ればやり過ぎかも知れませんが、これも当然の措置という事でしょう。
姫宮様は、弟宮様に、何をどう言われても、自分は、ただ詫びる以外にないと、当然そう思われていました。
そして案の定、姫宮様の考えて通り、いざお会いした時・・・・。
(例えば、こんな感じデス)
アニメ・「ハイキュー!!TO THE TOP」
第2話「迷子」 選ばれても居ないのに、無理やり、一年生選抜強化合宿に乗り込んだ日向。しかし自身の現実(能力)を知らされ、ボール拾いをする事となり、ツッキー(月島は正式に選ばれたていました)に、謝る日向。(日向は、それから、色々な人達からお説教されマス)
日向
日向
「月島さん・・・・(普段はそう呼ばない)」
姫宮様
「宮様、この度は・・・・・まことに・・・・」
日向
日向
「ご、ご迷惑を・・・・」
姫宮様
「宮様お始め、大変ご心配を・・・・それから、わたくし共のせいで、これから、大変なご迷惑をお掛けする事をどうか・・・・・」
ツッキー
「・・・・・・」
宮殿下(姫宮様を黙って見つめて、あの当時の、浮かれた姫宮様を思い出されていらっしゃいます・・・・・)
「・・・・・・」
ツッキー
「謝んのとか、やめてくれる~~、君の猪突猛進バカは、今に始まったことじゃない」
宮殿下
「大姉様、今更、謝れても、こっちだて、困るんですけど~~♪♪大姉様がバカだったて、もう10年以上も前から、分かってたし~~♪バカな、大姉様が、自分がバカだったて、やっと気が付いた、それだけの事でしょ?」
ツッキー
ツッキー
「ろくに、ボール触れなくって、悔しい~~~?♪♪自業自得だよね~~♪♪やっぱり、止めます~と言って、泣き付く~♪♪」
宮殿下
宮殿下
「ねえ~~あんなにK氏と一緒になりたがっていて、やっと結婚できたのに、こうして出戻って来るって、どんな感じ~~~♪♪♪悲しい~~~、自分ってなんて可哀想とか、思ってる~~♪♪でも、俺は大姉様に、同情はしないよ。こうなる事は、必然だったんだから」
ツッキー
「せいぜい、ボール拾い、頑張ってよね♪♪」
宮殿下
「まあ、これから、色々面倒だろうけど、せいぜい頑張って。👊😆🎵おもう様やおたた様達は、大姉様に、なんか負い目が、あるようだけど、俺は、あの時、子供だったから、そういうの、一切関係無いからね。確か、犯罪でもない限り、未成年に、そういう責任は負わなくっていいんだよね、に・ほ・んの法律的に」
ツッキー
ツッキー
「春高までの、貴重な5日間、棒に振らないでね💢」(こういう時は、いつも以上に毒舌が冴えわたるツッキー♪♪)
宮殿下
「大姉様もやっと、K氏という人間性に気が付いたようで、良かったよ。もっとも、多くの国民の皆様は、とうに気が付いてくれて、だから、大姉様を心配して、反対してくれていたんだよね。やっぱり国民の理解と、支え在っての皇室だと思うんだよ。もっとも大姉様は、K氏と一緒になる時、内親王の称号を放棄してるから、今は、関係ないよね」
日向
「クッ・・・・・・・」(・・・・何も反論出来ない日向)
姫宮様
「・・・・・・本当にごめんなさい・・・・」(それ以上の言葉も出ない状態に)
宮殿下は、口では、姉宮様には、厳しいことを言っても、内心では、姉宮様の事をいつも気に掛けていらっしゃるのです。しかし・・・・・つい、姉宮様に対して、こういう態度に出てしまう、拗ねた性格、ツンツンになられてしまっていたのでした。
何と言っても、多感な時期にああいう出来事が、ありましたので、無理らしからぬ、事ではありますが。妹宮様は、それも良くご存知ですのですが、もう、何も言う事も出来ない状態体の、姉宮様が、やはり可愛そうで・・・・・
「大姉様」(おおねえさま)も、K氏との結婚後、もう十分にどれだけ、選択を間違えていたか良く分かったのだし、本当に、苦しんだのだから、「ユウちゃん」どうか許してやってと・・・・・取りなしてくれたのでした。
宮殿下も、ご両親殿下などのメール等のやり取りで、「大姉様」の事情は、ご存知でしたし、K氏と別れる決心でいることなど、全てご存知でした。
心を病んでしまった、「大姉様」が、心配で、可哀想で仕方ないという思いでしたが、やはり、あの当時、誰が何と言おうと、頑なに、K氏との結婚を諦めず、強行してしまったせいで、それからも、散々な思いをされましたので、こうして、「大姉様」に会ってみるても、つい、拗ねた態度と言葉が、出てしまうのでした。
因みに、宮殿下は、姫宮様とは、お年が15歳違いですので「大姉様、おおねえ様」(大きなお姉さま)、二番目の姉宮様とは、12歳違いですので、「小姉様、ちいねえ様」(小さいお姉さま)と、ご姉弟お互いに、呼び分けていらっしゃるのです。
(誤解のないように書きますが、これは、あくまでも、シロガネの、「妄想物語」のなかでの事です。絶対に!実際にそう呼ばれていると、勘違いを、なさらないで下さいね!!)
宮殿下は、「小姉様」には、ちゃんと「大姉様」に対して素直な思いをメールや、言葉などで伝えてあります。
姫宮様は、弟宮様にお会いになられる時、どんな言葉を言われても構わないという、覚悟をなさっていましたので、妹宮様が心配されるほど、落ち込んでは、いませんでした。ただ、これから本当に、自身の事で、又、弟宮様に迷惑をかけてしまう事態になってしまうのが、申し訳なく、ただ謝るしかありませんでした。
しかし、どうしても今後の為にも弟宮様とは、きちんと、和解しておきたいと、思われていたのでした。
宮殿下は、姫宮様のご様子と今後の事は、既に聞き及んでおりましたし、こうして、姫宮様が子供達を連れて、ご実家の皇嗣家に幾日も滞在しているという事は、今までなかった事ですから、当然、外にも漏れているだろうと、考えて、おられましたし、自分1人が、こうして来るというのも、何か有ると、当然勘づかれるという事も、分かっておいででした。
姫宮様が、K氏と別れるというのは、つまり、「離婚」という事になりますが、内親王が、離婚するというのはいまだに、かつて例がないとの事です。
江戸時代に、後水尾天皇の第一皇女の、梅宮が、五摂家の一つ、鷹司家に嫁がれた後、離別された例は、ありますが、しかし梅宮は、内親王では、ありませんでした。当時は、皇女でも、天皇の宣下が下されて、内親王の称号が与えられたのです。
現在と、江戸時代では、時代も違いますし、何より姫宮様は、K氏と別れても、その後が問題なのです。梅宮の場合は、鷹司家から後水尾天皇の元に戻られるだけで、良かったのですが、姫宮様の場合はそれだけのでは、なりません。現在、姫宮様は、K氏の名字を名乗っていますが、離婚という事になれば、その籍は、当然、抜かなければなりません。しかし、一般の国民なら、離婚届を出して、相手側の名字を名乗っていれば、自身の元の名字になればいいのですが、皇族には、そもそも名字が、ありませんから、戻しようもないわけです。それにK氏と一緒になられる時、姫宮様は、内親王の称号を放棄されて皇族の身分を離れられたのです。
実は当時、女性天皇、及び女性宮家の問題が、大きな問題となっており、姫宮様は、K氏と結婚なさっても、内親王の称号を放棄しなくてもいいという、選択もあったのですが、しかしK氏と「お母様」等の問題があり、この結婚には、ご両親殿下も反対でしたし、国民の多くも、納得しない状態のままなのでした。しかし、姫宮様は、K氏と結婚する為に、内親王の称号を放棄し、皇族の身分を離れるという選択を選ばれたのでした。
姫宮様と、K氏の「二人の純愛」だとマスコミには、大きく取り上げられましたが、その一方、姫宮様は、内親王の称号を放棄する代わりに、従来よりも多めの、二億円以上の金額の持参金をお持ちになられ
て、K氏の元に嫁がれました。
姫宮様は、一刻も早く、K氏と結婚されたいと、強く、願われていましたし、K氏は、二億もの持参金が、ともかく欲しかったのは、間違いない事でした。
もっとも、最初から姫宮様の持参金と姫宮様の皇族としての立場目当てであったという説もあるのですが・・・・・・。
今にして思えば、「純愛」は姫宮様のみだったという事でしょう。
一方、姫宮様は、K氏とは、生涯添い遂げるおつもりでしたので、内親王の称号には、未練は、ありませんでした。
しかし、当時は、内親王殿下は、お三方しか、おられませんでしたので、将来の事を考えれば、やはり、内親王が、しかも将来の天皇の姉宮にあたられる方が、内親王の称号を放棄されるのは、正直、困るというのは、当時の国や、皇室の考えでもありました。皇族の減少による女性天皇の議論というのは、必ず、セットとなっていましたから・・・・。
それで、この議論が、それ以上大きくならないようにする為、考えて出された一つが、院の女一宮・・・・現在では、こう評されていらっしゃいますが、今上のお上(かみ)と皇嗣殿下の、妹宮、当時はもう既に降嫁されておられました。
その妹宮に、皇室に戻って頂き、内親王に復帰して頂いたのです。
しかしご夫君は、民間人のままでした。そうしなければ、内親王が、宮家を世襲で創立すれば、いずれ、皇室が女系になる恐れがありましたので、内親王はあくまでも宮家を当主になられる際には、一代限りと、そして、次の代には、男系の方が継がれる・・・・・つまり、姫宮様の、弟宮様のお子様方が、跡継ぎとなるという風に決まったのです。いわゆる「中継ぎ」の当主という訳です。
妹宮様は、当初は、かなり抵抗されましたが、それをなんとか説得されて、内親王に復帰されましが、宮家のほうは、強く辞退されておられましたので、現在では、あくまでも内親王個人というお立場でいらっしゃいます。この方は、内親王殿下として国民から広く尊敬を受けられていらっしゃいましたので、内親王に復帰されてもどなたも異存は、なかったのです。
又、昔から、皇嗣妃殿下とは、仲がとても良く、実の姉妹のようでしたので、内親王に復帰されても、その以前でも、何かと皇嗣家の力とも支えともなって下さっています。
皇嗣両殿下、特に皇嗣殿下は・・・・・K氏に心奪われてしまい、将来のトラブルの元になるであろう、実の娘よりも、確実に皇室の力となってくれるであろう、妹の方を選ばれて、それでようやく、姫宮様の結婚を、お認めになられたのでした。
言うなれば、姫宮様を、切り捨て、妹宮様を選び、皇室の安定を優先されたのでした。姫宮様が、決して幸せな人生を歩まれないであろう事を、十分に予測されたうえでの決断でした・・・・・。
しかし、皇嗣両殿下にとり、ずっと心の奥底に、姫宮様に対して、親として「負い目」があったのです。
・・・・・その7に続きます。