ニンテンドーDS：全世界販売累計1億台。

ニンテンドーDSの全世界累計販売台数が、3月6日時点で1億台を超えたことを、任天堂が公式サイトで発表。

4年3ヶ月と2週間での1億台達成は、勿論、今までのゲーム機の中で最速の販売ペース。DSの発売日に、DSがこれだけのシェアを獲得するとは予想も出来なかったし、最速で売れるなんてことは、どう考えても出てこない考えだったように思う。

「nintendogs」「脳トレ」「マリオカートDS」「おいでよ どうぶつの森」「えいご漬け」「Newスーパーマリオブラザーズ」、そして「ポケモンダイヤモンドパール」などの代表作を作りながら積み上げてきた結果、時代のナンバー1ハードの座を揺るがないものにしてきた。決して、楽な道のりではなく、いくつもの不安材料もあり、上手く乗り越えてきたし、運も良かったのだと感じる。

…とは言え、今、勢いのある「PSP」は、DSを過去のハードに葬り去る程の、力を持ち始めているのも事実。1億台は、安全圏ではなく、通過点にしか過ぎないのかもしれない。

現在、売出し中の最新機種「ニンテンドーDSi」は、売れてはいるものの、発表時から昨今に至り、不穏な雰囲気が拭いきれていないのも、気になる要素のひとつ。任天堂自体、Wiiのソフト開発に集中していて、ニンテンドーDSへのリソースが足りていない感がありすぎるのも良くない。

Wiiはさておき、DSの今年の発売予定ソフトラインナップにも不安が絶えない。最近はドラクエ頼みって雰囲気すら漂っているのも納得がいかない。今は充電時期なのかもしれないが、こんな調子が続くと、あっと言う間にDSが廃れる…なんてことにもなり兼ねない年だ。

自分は、ようやく3/20の「DSi」新色発売に合わせて、DSiを初購入予定。
「DSiウェア」のダウンロードを楽しみにしているが、「DSiウェア」も中途半端なソフトが多くて、この先、どうなるのやらって感じ。ロクヨン、キューブ時代の頃のような、力の入ったタイトルが必要な事をを、忘れてしまったんじゃないでしょうか。

■任天堂：ニンテンドーDSシリーズ1億台販売。
http://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2009/090311.html

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