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高松で社会人3年目を送る人の日記
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イタリア旅行3日目 ~ヴェネツィア~

2007年10月18日 23時24分32秒 | 15泊16日イタリア旅行! 07夏
2007年9月20日
鐘楼→サン・マルコ広場→ドゥカーレ宮殿→サンティッシマ・ジョバンニ・エ・パオロ教会→リアルト橋→ヴァポレットクルーズ


 6時40分頃起きた。イタリアでは早寝早起きの規則正しい生活を送っていた。前日スーパーで買ったクロワッサンを食べて出発!目的地はサン・マルコ広場だ!

 まだ早朝なのにすでに通りには人がたくさん歩いていた。ほとんどが旅行者のように見えた。朝のヴェネツィアの運河もいい。特にサンタルチア駅近くの橋の上から見た運河が絶景!「来てよかった!」とまた思った。



 前日に僕らの一人がヴァポレット3日間券の入った財布をすられてしまったので、まずは再びローマ広場のチケット売り場へ行くことにした。3日間券が再び4人ともそろったところでローマ広場からまたヴァポレットクルーズ!ローマ広場は始発駅だからこの日も船の一番後ろのテラスの特等席に座ることが出来た。現地の人はもう運河の景色を見飽きているのか、誰もテラスの方には行かず屋内の席の方からうまっていった。確かに屋外のテラス席に座るのは観光客だけかもしれない。


 
 朝のヴェネツィアの運河を満喫して9時ちょっと前ぐらいにサン・マルコ広場に到着した。途中、忙しそうに荷物を運ぶ船、にぎわう市場など朝ならではのヴェネツィアを見ることができた。

 サン・マルコ広場の鐘楼にはすでに30人ぐらいの列ができていた。まだ開いてないのにみんな早いねえ。9時ちょうどに鐘楼の門が開くと列は速く進みすぐに中に入ることができた。鐘楼のチケット6€を買ってエレベーターで鐘楼の頂上へ。

 ヴェネツィアの赤い町並みは予想通り絶景!一周すれば360度すべての景色を見渡せて、見る場所によって景色がぜんぜん違った。遠くまで赤い町並みが続く景色や、すぐそこはもう海で水平線がきれいに見える景色、ヴェネツィア本島からちょっと離れた小さい島の町並みが見える景色などをじっくり満喫した。

 

 鐘楼の次は横のサン・マルコ寺院へ。ここは神聖な場所なので大きな声を出すことや写真撮影が禁じられていた。中はかなり広い空間で、壁も天井もすべて装飾されていて豪華な雰囲気を醸し出していた。

 サン・マルコ寺院を出ると今度はドゥカーレ宮殿へ。ここはコッレール博物館との共通券で12€と結構高い。でもすでにチケットを買った後で、ローリングヴェニスカードを使えば6.5€になると「歩き方」に書いてあることに気づいた。もったいないことをした!ドゥカーレ宮殿にはキリストの宗教的な絵や武器が展示されていた。500年前のサン・マルコ広場の絵やヴェネツィア本島の全体図も展示されていて、今と何も変わっていないことには驚いた。中庭も立派。最後の方に見た「大評議の間」は広い空間で天井は金で豪華に装飾され、壁には縦7m、横22mもあるらしい巨大な絵が描かれていて、とにかく「豪華な間」だった。ヴェネツィアが一番繁栄したころに自国の豪華さを示すためにこのような建物が建てられたらしい。

 12時に過ぎにドゥカーレ宮殿からちょっと北に歩いたところにある「Cip Ciap」というテイクアウト可能なピザ屋で昼食&休憩。店に入って席に座って食べるより1/3ぐらいの料金で済むのでよく立ち食いピザ屋で食べました。切り売りのサラミがのっているピザ2.8€を購入。いつも見た目が一番おいしそうなものを指差して「This one please.」と言って注文したけど、実はサラミばっかり食べていることに気づいた。俺ってサラミ好きなんだな~。 近くの細長い運河の橋の上で、橋の下をゴンドラや小型船がゆっくりとくぐりぬけていくヴェネツィアならではの景色を見ながら食べました。味も満足。ここまでまだ「まずい!」と思ったことは一度もなかった。


 
 休憩を終えるとさらに北へ歩き、サンティッシマ・ジョバンニ・エ・パオロ教会というやたら名前が長い教会を見学。細い路地を歩いているといきなり教会が現れたので大きく感じられた。中に教会らしいステンドガラスが飾られていたが印象的でした。かなり大きい立派なステンドグラスだった。



 ドゥカーレ宮殿が広かったせいか、教会を出ると疲れてまた休憩したくなり近くのオープンカフェで再び一服。イタリアで初カプチーノ3€を満喫した。

 一服したらまた観光を再開。今度は西に歩いてヴェネツィアで一番大きい橋、リアルト橋へ。リアルト橋はヴァポレットで何回かくぐり抜けたけど、橋の上を渡るのは初めて。橋の上や周りには土産物屋がズラリと並び、観光客でいっぱい。サッカーのユニフォームを売る店が何軒もあった気がする。橋の中央付近は運河が見渡せるようになっていて、運河を行くたくさんの船やヴァポレットを眺めることが出来た。でもとにかくここは人が多かったイメージが強い。



 リアルト橋から北に進むとヴェネツィアの中では比較的大きい通りに出た。ヴェネツィアは車が通れないため、広い通りはとても歩きやすい。どこも下が石畳で建物は古いものばかり。そんな雰囲気がとても気に入った。何回も細い運河に出会ったりと歩いているだけで十分楽しむことができた。途中でスポーツ用品店を発見。日本から持ってくるのを忘れたジャージを買おうと店内へ。やはり観光地なのでどれも高かったが、上はTシャツで寝ることにしてFILAの薄手のジャージの下29€を購入。今も毎日これをはいて寝ています。

 ひたすら歩いて駅近くへ。そろそろ晩飯を、ということで「歩き方」に載っているBrekという手頃らしいセルフサービスのレストランへ。ここまで全部立ち食いやスーパーのパンで食事を済ましてきていてレストランに入って食べるのはこれが初めてだった。選んだのはトマトソースのパスタとハム、モッツァレラチーズ入りのサラダ。味は感動するほどではなかったが、まあ満足。久しぶりにテーブルの上で落ち着いて食事ができたことが何より。この2品で8.2€(約1300円)だからやっぱり高い。それでもこの店は「歩き方」の載っている中では一番安いレストランだったので、他のレストランは僕らの予算じゃ入れないな、と思った。

 夕食を終えて外に出たのは7時頃。ホテルに戻るにはまだちょっと早い。というわけでまたローマ広場まで歩いて特等席でヴァポレットクルーズを楽しんだ。もう何回目だ?この時に乗ったヴァポレットは今までと違って船の前の方に屋外席があるタイプで、その先頭に座ることが出来た。運転席より前。後ろのテラス席からの景色とは一味違う夜のヴェネツィアの運河を満喫しました。運河には外灯がたくさん「ささって」いて、それが運河に反射していい雰囲気を作り出していた。古い建物はちょっと薄暗い感じがぴったりだと思った。ゴンドラは営業が終わったのか停留所にたくさん並んで浮いていた。



夜のリアルト橋を通過し、アカデミア橋を通過し、サン・マルコ広場を通過して次のところで下車。今度は逆方向のヴァポレットに乗り換えて同じルートで帰ってきました。帰りも運よく屋外席の先頭の特等席に座ることが出来て、約2時間乗ったけどぜんぜん飽きなかった。どうも僕はヴェネツィアが相当気に入ったらしい。

 これでこの日も終了。朝からよく歩いたのでシャワー浴びたら疲れてすぐ寝てしまった。まだ3日目なのに15日目までもつだろうか、なんて思った。



つづく



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