北海道旭川市は多くの文化人、芸術家を誕生させてきた文化芸術都市です。
『輝く旭川人アーティスト達』ではそんな旭川市で生まれ育った素晴らしい才能の持ち主達を紹介しています。
本日も素敵な方と出会う事が出来ました。
西本夏生さんは富良野市出身、旭川東高校を卒業のピアニストです。
西本さんはこれまで富良野、旭川、札幌、埼玉、東京、バルセロナで暮らしていた経験があります(スペイン語も堪能)。
早稲田大学、東京藝術大学大学院修士課程を経て、スペインに渡西。カタルーニャ高等音楽院(ESMUC)修士課程、カステジョン高等音楽院修士課程を修了。
第1回サン・ジョヴァンニ・テアッティーノ国際ピアノコンクール(イタリア)第1位、第6回カンピージョス国際ピアノコンクール(スペイン)第2位、2015年マルタ国際ピアノコンクール第2位(マルタ)、第13回スペイン人作曲家国際ピアノコンクール(スペイン)第3位、第15回ホセ・ロカ国際ピアノコンクール(スペイン)第3位、第27回フェロール市国際ピアノコンクール(スペイン)スペイン音楽賞などを初めとして、数多くの賞を受賞します。
日本でも人気の高い現代のロシア人作曲家ニコライ・カプースチン自身と直接に交流をもつ数少ない日本人ピアニストの一人として国際的に知られる。
2012年にはカプースチン本人より2曲のピアノデュオ曲「Three for two op.145」「Capriccio op.146」が献呈され、2014年4月4日に世界初演を果たす。
2017年にはサルバドール・ブロトンズ指揮、バルセロナ市ウィンドオーケストラとの共演でカプースチン「ピアノ協奏曲第6番」のヨーロッパ初演をスペインにて果たした。
2018年1月には作曲家千住明氏が音楽監督を務めた「蜜蜂と遠雷~リーディング・オーケストラコンサート~」にピアニストとして参加し好評を博した。
また、2018年4月にはドビュッシー没後100年を記念してリリースされたピアニスト・文筆家の青柳いづみこ氏企画・監修のアルバム「クロード・ドビュッシーの墓」に参加し、「レコード芸術」誌にて特選盤に選出された。
これまでにÇukurova State交響楽団(トルコ)、バルセロナ市ウインドオーケストラ、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団等数々のオーケストラとの共演を重ねる。
現在は東京に拠点を置き、国内外にてソロ・室内楽など多岐に渡って演奏活動を行っています。