65オヤジのスタイルブック

アンドリュー・ワイエス展 ―創造への道程-

昨日は、閉店後に愛知県美術館で開催中の「アンドリュー・ワイエス」展を観に行きました。
金曜日は、開館時間が夜8時まで延長なので6時に店を閉めて間に合う時間です。

アンドリュー・ワイエスは僕の好きな画家の一人です。
アメリカを代表するリアリズムの画家ですが、細密に描写された作品の中にある深い思想性を感じます。

アメリカと言えば、アンディ・ウォーホルに代表されるモダンアートのイメージが強いと思います。そんな中でも、ワイエスは世界中に愛される画家のひとりです。
残念ながら、先日1月16日に、ペンシルバニア州のチャッズ・フォードにある自宅で亡くなりました。享年91歳でした。

そして、彼がモチーフにするのは、可憐な花々や名所、観光地ではなく、彼と関わりのある人々や彼が移り住んだ自然豊かな田舎の風景画です。
鮮やかな色彩が少なく、渋く深味のある色合いにより見る人の心の奥底まで響いてくるような感覚を味わいます。

3月8日まで愛知県美術館にて開催。
その後3月17日~5月10日まで福島県立美術館で開催されます。

機会がありましたら、ぜひ彼の心打つリアリズムの世界を鑑賞してみてください。

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