茶々丸オヤジ、この人の猫と子供が好きです。細密な描写なのに、とても個性的でその乳白色の画面と相まって惹かれます。
お盆の日曜に出かけましたが、名古屋の栄周辺は、例年になく静かでした。
先ずは、フジタ画伯のとてもナルシズムなポートレートがお出迎え。
大作の並ぶ館内は、パリのエスプリでいっぱいです。フジタは、戦後フランスに帰化した日本人です。
初期作品から大作が並び、アトリエや晩年の教会の壁画制作などを見ながら、フランスを愛した日本人・藤田の生涯を肌で感じる展覧会でした。
茶々丸オヤジがもっとも惹きつけられたのが80年ぶりに日本に里帰りする「構図」の連作2点、そしてこの「構図」と対をなす「争闘」の連作2点が修復され一堂に会します。特に「争闘」の連作は、躍動する肉体と格闘する男たちの姿が巧に描かれ、格闘技の好きな人たちに共感を得る作品だと思います。
名古屋開催後は、静岡のビュッフェ美術館、大丸ミュージアム神戸と巡回展示されます。
ぜひ、世界が認めた天才画家の世界を見つめてみてくださいね。
最新の画像もっと見る
最近の「【美術鑑賞・イベント】」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事