昨日の日曜日に、アサヒビール大山崎山荘美術館に出かけました。
当美術館は、アサヒビール創業者の別荘を美術館として改築し、さらに安藤忠雄氏設計の山手館と地中館の現代建築が併設された、近代と現代の建築と美術が堪能できる美術館です。
創業者山本為三郎氏による美術コレクションは、氏が支援した柳宗悦を中心にした「民藝」運動に関わった、河井寛次郎、濱田庄司、バーナードリーチなどの陶工作品がコレクションされています。
また、民藝運動と共に注目された世界の様々な民族文化の逸品が展示されています。それらのコレクションは、洋館の佇まいにピタリとマッチし、その美しい建築様式と共に楽しめる空間です。
山荘の地の特徴の中で、安藤忠雄氏の建築が洋館をはさむように、山の上と地中にあり、モネの蓮の作品や現代工芸等を楽しむことができます。
また、囲むように作られた庭も和洋折衷の独特の雰囲気で四季の移ろいを楽しめるものです。
山荘の美しい景観とアートを楽しんでみてはどうでしょう。近代と現代をタイムトラベルしたような感覚を味わえることと思います。