65オヤジのスタイルブック

世界陸上に思う

今年の夏の猛暑のように世界陸上が熱い。
なぜ、人々はこれまでに魅了されるのか。

陸上競技は、走る、跳ぶ、投げるの動作から生まれるもっと単純明快なスポーツだからだろう。
思考することなく、見て楽しめる。しかもより速く、より高く、より遠くへ到達したものがトップになる。
その感動が、ストレートに伝わってくるスポーツだ。

今回は、黒人選手と北欧のロシア系白人選手との一騎打ちとなる展開だ。
黄色い東洋人の活躍、とりわけ期待の大きかった開催国の日本人選手の不信は残念だが、世界陸上まで数々のストリートでのパフォーマンスで大会を盛り上げようとした姿勢には頭が下がる。

はたして、選手に十分な準備期間があったのだろうか。最大限のパフォーマンスを与えられなかった陸連に僕は問題があると思っている。

予選敗退した池田選手や為末選手、昨日の末續選手の2次予選敗退。
これは、大会を盛り上げなくてはいけないと言うアスリートとしての余計な負担を強いられた結果。別次元のプレッシャーがかかってしまったように思えてならない。

その中で、室伏選手のパフォーマンスは賞賛に値するが、決して力を出し切れなかった日本を代表するアスリートたちを誰も攻めることはできないだろう。

大会前、さほどの盛り上がりを見せていなかった世界陸上。
観客動員数が取りざたされているが、一定の盛り上がりは見せていると感じている。
また、観客動員数とテレビ観戦での評価は別次元の問題で、観客動員は組織員会が果たさなけらばならない問題だ。

スポーツは本来感じるものであって、そのストレートな感動を伝えることに意味がる。
少なくとも競技場で、テレビでアスリートの躍動する姿を見た人々は一応に魅了されていることは間違いない事実なのだから。

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