みぽりんのえくぼ文芸社このアイテムの詳細を見る |
ある朝、何とはなしにテレビのスイッチをつけた時、NHKの生活ほっとモーニングの番組にあるご夫婦が出演されていた。
13才でガンにより逝った娘さんの闘病中の絵手紙の話題だった。
絵手紙というと年配の方の趣味のように思えていたが、13歳の少女の絵手紙はとても新鮮に感じ、しばらくテレビに見いっていた。
その後、その絵手紙展を江南のカフェギャラりーで開催すると言うことで、お店の女性オーナーが出演されていた。
偶然にも、そのオーナーのお店が僕の中学の同級生の紹介で亡くなったご主人の遺作を収める額縁の依頼をいただいた縁があった。
今日、久しぶりにそのお店を訪れ、みぽりんの絵手紙 岡田美穂作品展を観覧した。
繊細な文字と言葉、透明感のある色彩に惹かれ、彼女の純粋な生き方が表れた素敵な作品の数々だった。
絵を通しての感動は、時にこうした技術を超えた純粋無垢な心に現れる。
それは、高貴な芸術をも超越する世界に人々を引き込むものだ。
少女の絵手紙は、そうした世界に人々を導いてくれるようだ。
ぜひ、彼女の闘病記とともに描かれた一片の小さな葉書絵の世界に目を向けていただきたい。
愛知県江南市小折町の珈琲&ギャラリー「予約席」にて6月2日まで開催中。
営業時間14時から22時 電話0587-53-4218