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元総理の歩き方・鳩山発言で思うこと。

鳩山元総理の「尖閣発言」が話題になっています。この人、総理の時から、無責任発言が得意でしたから、また、やっちゃったねって感じです。中国側には、元総理は仮の姿で宇宙人ですから日本国民ではありませんと釘をさしておく必要があるかと思います。

鳩山元総理を含めて、短命総理も多い日本ですから、現役政治家や引退政治家の歩き方には興味があります。

元総理として、政界に大きな影響を与えた田中角栄氏を評価する方も多いと思います。しかしながら、氏のフィクサーとしての存在が、総理の存在感を薄めていったことも間違いない事実ではと思うのです。

テレビのニュースで、引退した元社長がインタビューに答えて、会社から要請がない限り、自分から会社に意見することはないと言われてました。

その点でも総理在任期間の長かった小泉総理も口を出すことはないですが、息子の進次郎氏の存在もあるかと思います。

アメリカでは、特使として元大統領を要請することはあっても、政府に口を挟むことはないですね。それも政府の意向に沿うものでなけらばいけないのは当然のことです。たとえ政権が違ったとしても。

そんな元総理の引退後の身の処し方で、注目を浴びているのが細川護煕元総理。引退後は隠居生活で陶芸に興じ、書画にも精通する文化人として余生を過ごされています。個人的には、元総理は、民間人として国のために尽くすボランタリー精神は必要だと思っていましたので、細川元総理の生き方には、賛同できないところがありましたが、政界との縁を一切絶ち、今や陶芸家としても高い評価を得ている氏は文化人としては本物だと感じるようになりました。

また、特筆すべきは、細川夫妻の行き方です。細川元総理は、細川家の当主を長男に譲り隠遁生活を。夫人は細川家を護り、ライフワークとしてボランティア活動をされています。お互いの生き方を尊重しながらの別居生活を送られいるそうです。

反感の目で見ていた僕も、今は、細川氏の生き方に日本人が共感を持つ「潔さ」を代弁しているように感じています


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