先日アップルミュージックの発表に合わせるかのようにLINEミュージックが始動。
日本に確固たる地位を築きつつあるLINE。韓国のIT企業がネイバーの日本法人ですが、母体はなっていても、アプリケーションソフトの開発は、日本法人であるLINE株式会社が担ってます。
かつてのミクシーがフェイスブックの黒船によってSNSの土壌を奪われたのに対してLINEは日本での地位を広げています。そして、すでにある音楽配信サービスのNTTドコモが提供するdヒッツに加え、今回のLINEミュージック、アップルミュージックと定額制音楽配信サービスが、どのような形で受け入れられるか注目されます。
個人的には、今回の点で共通した認識があるのは、YouTubeとニコニコ動画。この二つの無料動画サービスは、共存しながら異なる特色を持っていると思うのです。
それは、アメリカ企業におけるUSA=インターナショナルである考え方。一方ニコ動は、クールジャパンによる世界戦略が想像できるのです。
その点でも、AppleとLINEの違いが前者の考え方に一致するように感じます。音楽配信におけるサービスの展開が根本的に異なると感じるのです。
今やクールジャパンは、日本の伝統文化のみならず、日本から生まれた新しい文化までも内包しています。LINEが進めるサービスがクールジャパンを通した世界戦略のビジネスモデルになっていくのではないかと感じています。