連日の猛暑で、アスファルトの照り返しも強く気温も上昇。車で移動するだけでも暑いです。
そんなときは、ほどよく温度調節の効いた美術館が避暑に最適です。
名古屋商工会議所を中心に東海企業のバックアップで、出来た名古屋ボストン美術館。最近まで存続が危ぶまれていましたが、今年あたりから、ボストン美術館の名品は展示されるようになり、活気が出てきました。
今回は、時間に余裕があったのでイヤホン付きのガイド(有料500円)を借りて作品の解説を聞きながら、ゆっくり鑑賞しました。
今回の展覧会は、モネが影響を受けた作家や同時期を生きたルノワール、シスレー、ドガ、セザンヌなどの印象派を代表する名品や印象派の作家達が影響を受けた浮世絵の作品などと比較しながら、モネの世界を余すことなく展示されています。
イヤホンを通して作品ガイドを受けていると、作品の細部に目が届き、思いもしない発見をします。最近特にどの展覧会でもよく目にする光景となっていますが、圧倒的に女性の利用者が多いです。
わずかな時間でも、作品と向き合いながら美の世界を堪能したいとの向上心と感性は、やはり女性の方が高いことを感じました。
今回の展示は、5ヶ月間のロングラン展示ですが、9月28日で会期終了となります。名古屋ボストン美術館の特色は、都心のビルの中にあり、平日なら1開館時間が19時と仕事帰りにふらっと立ち寄れる気軽さがあり、しかも、夕方5時以降なら割引料金で利用できます。
これからの季節しばし、快適な空間でモネの光と色彩の世界を堪能されたらどうでしょうか。
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