日本シリーズでのソフトバンク。世界体操の内村航平。そして、ラグビーワールドカップのニュージーランド・オールブラックス。この数日でスポーツは、連覇の文字が飾るものでした。
ナンバー1とナンバー2の対戦となったラグビーワールドカップ決勝。前半と後半の半ばまで拮抗した試合展開ながら、1トライ1ゴールで4点差に迫る。残り10分、オーストラリアの夢を打ち砕く衝撃的なカーターのドロップゴール。まさに凄いの言葉にふさわしい劇的なゴールで、ニュージーランドが大会初の連覇を達成しました。オーストラリアの健闘も光りましたが、スクラム、タックル、パスとすべてに一日の長を感じるのは、ラグビーを知らないものでも感じ取ることができました。
今回の日本代表の活躍もあって、日本のラグビーへの関心は高まったと思います。しかしながら、その上を行くニュージーランドのゲームをより多くの人に見てほしいなと感じます。
今回は、ラグービー発祥の地、イングランド開催とあってか、イングランドが予選敗退しても史上最高の観客動員数を記録。ここにラグビーを見る観客の成熟度を感じます。
次回大会は、忘れてはいけない日本開催。イングランド大会には及ばないかもしれませんが、これから日本ラグビーの正念場です。ラグビー熱を冷ますことなく、選手とファンが一体となって今後のラグビーを盛り上げていきたいものです。