日本のメダルラッシュが続いています。9日未明にも、体操男子が団体で3大会ぶりの金メダル。男子柔道73キロ級では、大野将平選手が金メダル、女子では、松本薫選手が銅メダルを獲得しました。
今日のメダル獲得は、日本人選手のマインドの変化を感じます。体操男子は、予選4位スタートからの大逆転での金メダル。大野選手の金メダルは、金にもっとも近い男としての重圧を背負いながら、一本勝ち3つを含むすべて技で勝ち取った金メダルです。また、男女柔道の銅メダル獲得も、金メダルを目標を失いながらも、すべての選手がメダル持ち帰ると気持ちを入れかえての銅メダルですから、メダルの色以上に価値があり、東京五輪につながる成果だと思います。
このような状況を見ると日本人マインドは、以前と比べて格段に上がっていると思います。
先ず、今の選手には失敗の要因がプレッシャーではなく、油断であること。また、修正能力に優れていること。一発勝負の競技では、まだまだ、その修正能力は未完成ですが、体操競技の予選、決勝が一体となった体操や敗者復活のある柔道にいかされています。
人間は、誰もが完全ではなく、感情の動物です。失敗を分析し、修正能力を磨いていけば、東京でも、より大きい成果が上がると思います。