茶々丸オヤジは、美術商の顔と額縁屋の二つの顔を持っています。
お客様が、お気に入りのアートを持ってこられ、作り手の意思がお客様に通じ満足いただけた時、職人としての喜びは倍増します。
額装をすることは、飾られた時に作品が最大に引き立つことが重要です。額縁は、作品を保護する側面が大きいのですが、時に作品の魅力を最大限に広げる役割を持ちます。
それが、額装と言う行為だと考えています。
ですから、コーディネートする人間のセンスも試されます。僕自身、その点を踏まえ感性を磨くための行動を起こしています。
以前紹介したBSのアート番組「額縁をくぐって物語の中へ」が再スタートしました。
毎週、異なるテーマで、額縁をくぐって名画の物語を探る内容ですが、実に楽しい番組です。
平面の絵画を、三次元の世界に再現して名画の秘密に迫る。斬新でわかりやすい、ユニークな番組です。
また、名画だけでなく、額縁をくぐると言う言葉を番組名に入ったことで、アートに欠かせない存在として加わったことに、額縁屋として喜びを感じました。
オススメの番組です。額縁をくぐって、名画の物語を探検してみませんか。