あげちうのブロマガ

とある墓標の前で

それは、何かの主観だ。


「こんなザマで次が創れるモノか」

ウケた?これは「笑われている」のだ、無様な失敗を嘲笑されているだけだ。目指した”それ”は全く違う、本当は、本当は「世界を救わねばならなかった」のだ、なのに、それは結局、志半ば、以前に空中分解してしまった。話に成らない結末と共に、それは汚点としてそこに有る、売れた?それは「失敗した」事を評価されているのだ、愚か者が、道理である愚かな結末に至った、それに対して。

何故か、「新世紀エヴァンゲリオン」不意に、そんな気分には、成る。

リテイク?も、結局は期待されるそれには至らない。結論で「”これ”は盗品である」それを、超える事は出来なかった。才能が無い、そんな無様で無能なオタクが、妙なプライドか何かで特攻して、そして「大破しただけ」だ、目的の1割も届かないまま。残酷な現実は結果としてそこに有る…そして、それに足掻いただけ、何かの傷は深まってしまった。

目指したのは、”普通”の結末だ、御姫様は勇者に助けられて二人は幸せに?そんな。そこには至れなかった、全く違う、全く「話に成らない結果」にしか成らなかった。そこに有るのはそんな現実でしかない、それ以上の物は何一つない、その通り、それは単なるトレースの様なモノだ、同人作家が描く、人を食ったような二次創作に過ぎない、それに対して何の用意も無いまま、ただ、それは、本当に、単に愚かなだけだった、のだが。

”追及される先”で、結局はそんな事しか言えない…それは、そんな結果だったろうか。何も残らない、何の結果も無い、単なるセル画の連なりに過ぎず、そこに意味は無く、目的は果てしなく遠く、未来を目指した筈の舵は、山へ向かっていた事に、気づく事も或いは出来なかった。

「才能が無かった」のだ、その、…土台にした存在とは異なり。世界を救うどころか、ただ特攻して死んだ戦士の様に、それは何の意味も無かった。その行為を、「止めろ」とは言えない、愚か者の役目としてはその位しか無いからだ。勝たねばならなかったのだ、その相手に、しかし、結果は単なる、無様な自爆でしか無かった。

このままでは終われない…しかし、このまま、それは、何を目指せば良い?

或いは「エヴァンゲリオン」の映画のラストで、シンジはアスカの首を絞めたまま、彼らのか、或いはその世界のか、その時間は、止まったままに成った。答えは見えない、壁の前でただ恭順する無様を受け入れるべきか、それとも、戦った意味を、言い訳の様に語るべきか。どっちにしろ失敗作だ、止まった時間は今も、何処へ進むべきか、道を見出せずに居る。それでも終わる事が出来れば、それは次が見えると思っていた、それはでも、見えなかった、それは今も、だ。

…それでも、言える事は有る。”自分”は最後、「その責任は取った」のだ。

自分は、責任を放棄して逃げた、”そいつ”の様な無様では無い。

自分は、負けた訳では、無い。
私は逃げなかった、愚か者とは違って。


…それは、見えない状況の中で、ふとそこに有る…残る何かか、或いは。
それはまだ、そこに有るのだ、そして、まだ、”願い”を残しているのか。

エネルギーが無くても、動くモノは或いは、ある。


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