あげちうのブロマガ

ソ連は何故崩壊したか

クラウドとは何ですか。


と言われて、国会議員でさえ微妙にとんちんかんな事を言う状況は今も続いている。全く持って20年以上、この辺は隠蔽され続けてきたと言って良い、自分だって最近まで誤解していた位だ。構造は実際には共産主義の概念その物?ではある。「中央の管理側」に全てが接続され、”理想的な”待遇を受ける国家、その具現を目指して。

しかし今有るのは、微妙にストレスのある、奇妙な環境ではある。

ニコニコ動画の「静止画」が今、何故か、オリジナルデータを表示出来なくなっている。ただふと気づくとこれは、ニコニコ”動画”の仕様ではある、どれだけ高解像度でアップロードしても、画質は1920×1080まで落とされるのだ。何故か?と言えばもちろん帯域の負荷問題である。現在の経営状態では、これ以上の帯域の増加は、難しい(多分)。「クラウド」側の帯域の増加には、膨大なコストがやっぱり、かかる。

…ニコニコ静画は?

だから、「何故か」その仕様を、”イラスト側に適用されてる”訳だ。
本来なら適材適所的な話を、今のインターネットは受け入れられない。

「クラウド」ブロードバントに付随する様々なサービスは、しかしインターネットその物に搭載された機能、である。実は巨大な中央サーバーがあり、その機能としてネット動画等これらの機能は実現している。イメージでは網の目の様なネットワーク、という触れ込みだが現実は、かつてのBBSその”世界レベルに巨大化した何か”でしかない。その時、中央の「指導部」に、下位は逆らえない仕様である…回線を止められたりしてしまう。

結果、指導部からの”何らかの関与”が発生する訳だ、「環境全体を護る」それを理由に。

この現象も、或いはその一環である可能性はある。

「お金が無いんだからどーしようも無いでしょう」

ニコニコ動画の返答はまあ、シンプルだが。インターネットその物は、そんな事を言ってない、訳だ。そして同じ理由では後退出来ない思想的な制約がある。バラ色の未来を目指すネットワーク!だが、どうもひしひしと金銭的な苦境、それは微妙に感じる状況ではある。一説では、CMを出しても「商品の売上にはさほど影響しない」らしい。なら、スポンサーにしろ経営状況により渋り始める、それはテレビと同じだ。

「じゃあどうやって経営すれば良いんですか」

ダウン気味な、重い発言がふと、そこには有るのだった。

理想を目指す先に、どうしても付いて回る経営的な問題である。現象はハッキリしている、「独裁性は利益に成らない」それが何処まで巨大化しても付いて回り経営を破たんさせるのだ。好意的な解釈で見れば、「新世紀エヴァンゲリオン」旧劇場版でも、最後に巨大な綾波レイ的な何かを喰い破ってか、エヴァ初号機が内部から現れ、それは崩壊していく、描写はある。結局「あんな感じ」に成ってしまう。バベルの塔、神を目指したそれは、些細な呟きによって崩壊していくのだ、が。

神を目指す時、それは必然とした破綻なのだろうか。
しかしそれは今、インターネットと言う巨大メディアでさえ、起こりつつあるのかも。

創作者の、しかし妄執ではある。

働いたら、負けだと思う。

今も微妙に、この言葉を止められてない感じはあって。

0.000000001%の可能性を今も、何かは夢見ているのか?

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