事態は深刻だ。
「こちら、Windows搭載のパソコンに成ります」
と客に紹介したPCが、実はiMacだったらどうするのか。
「被せ」と言う技術?は結局、”店頭で販売する際のそれ”に良くシンクロするのだけど、だからこそ、”そこ”で起こる問題がほぼそのまま、その創作には発生する。
「自社製品です」実は購入した商品のパッケージを変えただけです。
「ご希望のソフトはこのPCなら動きます」OS違うので動きません。
「メモリは大容量32GBです」内部のストレージ容量です。
「格安でご提供します」盗品ですんで。
店員の無理解?或いはそう言う物から始まる問題だ。
そんな物を掴まされたユーザーとしては、被害が甚大で有り。
だから、「被せ」として、”それ”は許されない訳だ。嘘を書いてはいけない。
売らんとする創作、”それ”に対しての理解と、犯罪性の無い状態、それが必要で。
でも今まで、いや今も、この辺、かなり曖昧と言うか、明確に出来なかった、今も。
「天気の子」も、ちょっと書いてるが、当初は微妙なストレスが有って。
「ロイヤリティとして5%ですかねぇ」そう書いた後、その辺はほぼ、無くなった。
”向こう側”の事情としても、この辺のストレスは無視出来ない物としてはあり。
「大賀さん」大衆、その神様的には、何故かこの辺、問題ない事態が向こうにはあるのだ、そうは考えてる、が。
良くも悪くも、「天気の子」は、今の所、それ以上の問題を起こしては居ない。
「被せ」た作品としては、良くも悪くも上の様な問題は起こしてない訳だが。
ただ、「曼珠沙華」このPVがある、と言う事が、一つの問題である、とは言える。
「曼珠沙華」を創った側としては、天気の子と”同じ事をしている”つもりなのだ。
良くも悪くも、あまり「流行る必要のない作品」の上澄みを吸おうとする、そう言う。
でも結果的に、主観的理解の差で「曼珠沙華」は大きく逸脱した間違いを書いていて。
…どうも、無視できないストレスが発生する。
理解としては、「ヘタなのだ」けど。
一般論として「曼珠沙華」それに対して「下手?」は、否定感が重い。
結局、問題になるのは「独裁性」だ。
10代位の美しい少女、没落していく世界、そこに残る存在。それを助ける為には、この世界へ挑まねばならない、或いは共に奈落へ堕ちていくかもしれないとしても、それを選ばんとする、旅人の少年。
何が悪いんだろう。
もちろん、”土台”とは、全然意味が違うのだけど。
iMacの素晴らしさを滔々と語りつつ、Windowsのデスクトップを売ろうとする人に、客はどうすれば良いのか。