カウカウタイム

日本で働くいち美容師がハワイでヘアメイクアップアーティストになるまでの日々の記録 2008〜2012

Tamana

2008-06-12 | 〜2011迄のハワイ生活記録
日系2世のミスター&ミセスM夫妻は
私がハワイを訪れるたびご飯に連れてってくれる

二人とも80歳過ぎているのにとっても元気

そんな二人は日本の事に興味津々で
よく私にも日本文化について聞いてくるのだけど
時々答えられず詰まってしまうような質問をしてくる

この日も一緒にランチをしてたら
ミセスMが私に

「キャベツって日本語でナンという?」

という質問をしてきた。

この
「・・・はナンという?」は
彼らの口癖で今まで何度これに悩まされたことか

キャベツはキャベツですよ
だってキャベツ以外の何者でもないし

するとミセスM

「これは たーまーなーっ

理由はオニオンかあの形で玉葱だから
菜っぱが丸くなったものは玉菜なんだそうです

ハワイではポピュラーなこの言葉(らしいが)
私30年以上日本人やってて初めて聞きました。

前に日本に行ったとき
この たまな が通じなくて
ミセスMはショックを受けたそう

玉菜・・・。
確かにあっても良さそうな日本語だと思う

どこか方言で存在してるかも、
とも思うけど
どうやらハワイのピジンのひとつらしいです


野良マングース

2008-06-12 | 〜2011迄のハワイ生活記録
以前いた会社が、ひどいネズミ被害で困ってると聞いた

京都でも、夜の先斗町の溝の中をすごい勢いで走り抜けていくネズミを
酔っぱらって追っかけたりしてた

ここハワイでは
その類の害獣といえば、言わずとしれた
マングースでしょう


以前からちょこちょこ目にしていたけど
あたしはずっとイタチだと思い込んでました

プランテーションでガイドのシゲさんに園内を案内してもらってた時
大きなマンゴーの下で彼が

「地面に落ちたマンゴーは、すぐマングースが食べちゃうからね」
と説明してくれて、初めてその存在を知ったのです。

その時、マングースと言えば沖縄でハブと戦うイメージしかなかった私は
「あ、誰か飼ってるんですか?」
なんて間抜けな質問をしてしまって

シゲさんは
「・・・さあ~、誰かが飼ってるって話は、聞いたこと無いですけど・・。」
と 苦笑いしてました。


住宅街では被害はもっと深刻で
「隣の家の住人が前日にゴミを出すから、マングーが来て荒らしちゃって困るのよ」
とまるでカラスか野良猫みたいな存在らしい

でも、もともとは
さとうきび畑のネズミを退治するために導入された彼らだけど
逆に野生化(?)し
数が増えすぎて問題になっているという
何とも皮肉な話だ
人間って勝手だなと思う