私目線。

きょう出会った街の景色、心の景色

月の沙漠のお雛様

2018-03-05 15:30:50 | 旅行
3月2日撮影 御宿町

勝浦のビッグなひなまつりを見たあとは、無料シャトルバスに乗って御宿(おんじゅく)へ。
御宿と言えば「月の沙漠」。
あとから曲が付けられ、童謡として有名ですが、
もともとは雑誌『少女倶楽部』に発表された詩と挿絵からなる作品だったそうです。
作者の加藤まさを氏が御宿に滞在していたことがあり、
この海岸がその舞台だと言われています。
写真は月の沙漠記念像。
よく晴れて、海の色が明るく美しかったです。



↑は月の沙漠記念館のお雛様と吊るし雛飾り。
吊るし雛飾りには縁起物のいろいろなモチーフがありますが、
写真のピンクの物は桃。
私にはどうしても干し柿に見えてしまうのですが、、、。



勝浦同様、御宿でも各商店に吊るし雛が飾られていました。
↑は魚屋さん。鮮魚と雛飾りが同居していて面白かったです。



電器屋さんだったかな?
吊るし雛と共に、ラクダの人形も。



↑は「手づくりの蔵」の展示。
本物の桜の木に手作りの花が咲いていました。



写真は作り物ですが、このところの暖かさで、
本物の蕾も膨らんできたとおっしゃっていました。



縮緬で作られた花の上にかわいいお雛様。



お土産コーナーでも同様のものが売られていましたが、
友人は下がっているものの中から選んで買うことができ、喜んでいました。



さざえの中にはさらに小さなお雛様。
ちゃんと十二単を着ています。
すばらしいですね。



蔵の外では、網の上に鯛やひらめや海老などの縮緬細工。



「まちかどつるし雛めぐり」のパンフレットに
「オールおんじゅくでおもてなし!」と書かれていますが、
その言葉どおり、町の人達の暖かさが伝わってくるすてきな雛祭りでした。


 LUMIX GM5 + LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6
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勝浦ビッグひなまつり

2018-03-04 14:22:04 | 旅行
3月2日撮影 千葉県勝浦市 

2018かつうらビッグひなまつり』に行って来ました。

まず最初に向かったのは「遠見岬神社(とみさきじんじゃ)」。
石段に約1800体の雛人形が並び、最上段には特大のひな人形が飾られているそうですが、
ちょうど石段の正面真上に太陽があり、逆光で何も見えませんでした。
後光が差しているようですね。



石段下の通りには朝市が出ていて、こちらでも店舗ごとにお雛様が飾られています。
↑はさばのみりん干しの横のおひなさま。



商店街の店先にもお雛様。
サトちゃんと一緒に。



こちらは洋菓子屋さんのようです。
「房州うまれ ひらきごま」と書いてあるのはお菓子の名前でしょうか。



竹の中の三人官女や五人囃子。



市松人形や吊るしびなの横に並んでいるのはお酒の瓶。
酒屋さんのようです。
地酒の名前、東灘とか腰古井、岩の井など書いた紙が後ろに貼ってあります。



覚翁寺(かくおうじ)山門前には、約600体の雛人形。



そして圧巻は勝浦市芸術文化交流センターのホール。
客席の隅から隅まで、約8000体の雛人形がこちらを向いて並んでいます。
これは一体一体を眺めるものではありませんが、
展示のコーナーには江戸期から現代に至るまでのお雛様が多数並んでいて、
時代や地域による違いを楽しむことができました。
この後、シャトルバスで御宿へ向かいます。
続きはまた明日。


 LUMIX GM5 + LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6
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斑鳩、法隆寺から中宮寺まで

2017-11-16 15:27:19 | 旅行
11月3日撮影 奈良

奈良旅行三日目。
わが国最古の五重塔。法隆寺の五重塔です。
昔々、修学旅行で来ているはずなのに、まったく記憶にありません。



大講堂。925年に落雷によって焼失した後、990年に再建された建物です。
薬師三尊像が安置されています。



11月1日から3日まで、大講堂の奥にある上御堂が特別開扉され、
平安時代造立の国宝「釈迦三尊像」を拝むことができました。



上御堂前から大講堂を振り返ってパチリ。
紅葉が進むときれいでしょうね。



五重塔と金堂。



大講堂を近くから見たところ。
天気予報がはずれて、この日も快晴でした。



聖霊院(しょうりょういん)。
鎌倉時代に聖徳太子信仰の高揚にともなって、聖徳太子の尊像(平安末期)を安置するために
僧坊である東室(ひがしむろ)の南端部を改造してできた建物だそうです。
拝観券についてきたしおりを今頃読んでおります、、、。



夢殿。聖徳太子を供養するために建てられた八角円堂です。
天平創建の建築ですが、鎌倉期に大きく改変されているそうです。



夢殿の廊下から向こうに見える紅葉は桜でしょうか。
花の季節もいいでしょうね。



法隆寺境内の東端に位置する中宮寺。手前の緑はヤマブキだそうです。
こちらで半跏思惟像を拝み、奈良の旅は終了。

法隆寺は日本で初めて世界文化遺産に指定された小学生でも知っているお寺なのに、
観光客が少ないことに驚きました。
駅から離れていて、行きにくい場所だからでしょうか。
おかげでゆったりと巡ることができました。

今回の旅ではたくさんの仏像を拝みましたが、写真は建物ばかり。
単調な写真が続いてしまいました。
旅の復習におつきあいいただきまして、ありがとうございました。


 LUMIX GM5 + LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6

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春日大社の万葉植物園

2017-11-15 14:28:05 | 旅行
11月2日撮影 奈良 春日大社神苑 万葉植物園

昨年5月の旅行の際は、天気が悪く、時間も無かったので通過してしまい、
心残りだった万葉植物園に立ち寄ることができました。
1枚目は名札が見当たりませんでしたが「ヨメナ」ですね。



2枚目は「ノジギク」。万葉名は「ももよぐさ」。
「ももよぐさ」が何の植物かについては諸説あるそうですが、
一番有力は説は「菊」とのこと。
百歳(ももよ[百代])まで長生きできる薬草ということから付いた名前のようです。



↑小さな実がいっぱい付いたこの植物はミカン科の「キハダ」。
キハダと言うとまぐろが思い浮かびますが、ミカンの仲間です。
樹皮は生薬の「黄檗」になり、また染料としても用いられるそうです。



実は1センチ弱で、ミカン科特有の強い芳香があると言いますが、
そばに寄っただけでは分かりませんでした。



↑はバラ科ナシ属の「ヤマナシ」。
宮沢賢治の童話『やまなし』で蟹の親子が川で追いかけた「やまなし」ってこれだったのですね。
写真だと長十郎系の普通の梨のように見えますが、直径が5センチぐらいの小さな梨です。



それがこんなふうにたくさん生っています。
韓国から中国にかけて自生していたものが、古い時代に渡来したと言われています。
現在流通している梨の原種に近い野生種だそうです。



↑はアヤメ科の「ヒオウギ」の実。市川の万葉植物園にもあります。
万葉名は「夜」の枕詞に用いられる「ぬばたま」。



↑「ジュウガツザクラ(十月桜)」が切り株から枝を伸ばして咲いていました。



ようやく色付き始めた紅葉。見ごろは下旬でしょうか。

花の季節は終えていたので、写真はいくらも撮りませんでしたが、
広い敷地で、植物ひとつひとつに詳しい説明が付いており、
また違う季節に訪れたらおもしろいだろうと思いました。


 LUMIX GM5 + LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6
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春日大社の灯篭、大杉

2017-11-14 15:06:43 | 旅行
11月2日撮影 奈良 春日大社

くっきりと映った灯篭の影。



風が無いのに、ところどころ揺れているのが不思議でした。



春日大社は20年に一度の式年造替が2015年から2016年にかけて行われ、
この日は本当によい天気だったので、塗りかえられた朱色が、ひときわ鮮やかに見えました。



写真左端の大杉は、周囲8.7m、高さ25m、樹齢約800年~1000年。
700年昔の『春日権現験記』には幼木の姿で描かれているそうです。
びっくりしたのは、その根元から斜めに伸びた幹。
下の写真をご覧ください。



隣りの建物の屋根を貫通しています。
このような状態になっても木を生かしているのは、
「特に樹木を大切にされる春日の神様の託宣(古社記)によるもの」とのことです。
雨漏りはしないようになっているんでしょうね、などと要らぬ心配をしてしまいました。


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春日山原始林でかわいいお客さん、そして月日亭

2017-11-13 14:59:32 | 旅行
11月2日撮影 奈良 春日山

春日山にあるキッシュ専門店「レ・カーセ」にて。
ガラス戸の前に立ち、中を覗き込む若い鹿。



とても痩せています。お腹が空いているのでしょうね。
ショーケースのキッシュやタルトが気になるのか、長いこと佇んでいて、
帰る時に見たら、ガラスに鼻を押し付けた跡が残っていました。



世界遺産の「古都奈良の文化財」にはここ「春日山原始林」も含まれているそうです。



「天然記念物春日山原始林」と書かれた石碑。



林道で突然、目の前に現れたのはこれまた鹿の子供です。
つぶらな瞳でじっとカメラを見つめていますが、
ごめんね、あいにく鹿煎餅は持っていないの。



横を見れば、林の中に小鹿のお父さんとお母さんでしょうか。
絵に描いたように、じっとそのまま動きません。

奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の、声聞く時ぞ秋は悲しき、、、
と言いたいところだけど、



まだ青モミジでした。



春日山原始林の中に立つ「月日亭」。
明治36年に奈良県知事が要人をもてなす施設として建てた料理旅館。
緑に囲まれ、本当に静かな旅館でした。


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西ノ京を歩く、垂仁天皇陵へ。

2017-11-12 15:04:11 | 旅行
11月2日撮影 奈良 

向こうに見えるは第11代垂仁天皇陵。



遠くの田畑には作業する人の姿が見えるけど、このあたりはひと気も無く、



甲高いモズの声ばかりが聞こえました。



近鉄電車通過中。



のどかな田園景色が続きます。



稲刈りが済み、役目を終えたかかしが勢揃い。



田んぼ越しに眺めた垂仁天皇陵。前方後円墳だそうですが、この角度からでは分かりませんね。
日陰がまったくない道で無風状態。帽子をかぶっていてもまぶしくて汗ばむほどの陽気でした。


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唐招提寺から西の京の散歩道、ツワブキ、ルドベキア、コスモスなど

2017-11-11 13:59:51 | 旅行
11月2日撮影 奈良

1枚目は唐招提寺金堂。
唐招提寺は鑑真が晩年を過ごした寺で、ご本尊は盧舎那仏。奈良時代の仏像です。
前日、西大寺では、展覧会のため、主な仏像が皆出張中でしたが、
この日は、薬師寺~唐招提寺でたくさんの仏像を拝むことができました。



唐招提寺境内の土塀。
この塀は維持が大変でしょうね。向こうの方で補修されていました。



日差しが強く、まぶしく見えたツワブキの花。



屋根と屋根の間から飛行機雲。通過中の鳥は何でしょう??



↑写真が前後しますが、白っぽい鳥は薬師寺の境内で見た猛禽類。ノスリだと思います。
カラス1羽に追いかけられ、このあとさらにもう1羽カラスが現れて、
ついに追いやられてしまいました。
ひじょうに高い空だったので、目いっぱいトリミングしています。
薬師寺では他にも茶色い猛禽類を何度が目撃し、気になりましたが、
一瞬のことで、なんだか分かりませんでした。



唐招提寺から垂仁天皇陵へ向かう道。
近鉄橿原線に沿って歩きます。奈良は柿の木が多いですね。



道端で咲く「ルドベキア」。テントウムシのおまけ付き。



ヒルガオにしては花が小さい。
マルバアメリカアサガオかもしれませんが、葉っぱを撮らなかったので分かりません。



かわいいコスモスと奥の葉っぱはスイセンかな?


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奈良 薬師寺の「贔屓」「西塔」など

2017-11-10 15:41:20 | 旅行
11月2日撮影 奈良

朝の空気が気持ちいい薬師寺の境内。
早い時間なのでほとんど人が居ません。



薬師寺は法相宗(ほっそうしゅう)の大本山。
西遊記で知られる玄奘三蔵の教えの流れを継承する流派です。
↑の写真は玄奘三蔵院伽藍中央にある玄奘塔。



玄奘塔に掲げられた「不東」の額。
「インドへ至らずば東(中国)へ戻らず」という玄奘三蔵の決意を表しているそうです。
玄奘塔の北側に建つ大唐西域壁画殿では平山郁夫画伯による壁画が絵身舎利として祀られています。



右の黄葉は枝垂れ桜でしょうか。
青空に長い巻雲が何本も伸びていました。



伽藍前の石碑の下に亀さん?と思って見ていたら、
近くにいた方がこれは「贔屓(ひいき)」だと教えてくださいました。
贔屓は中国の伝説上の生物。
姿は亀に似て、重いものを背負うことを好むということで、
中国では石碑等の装飾にしばしば使われるとのこと。
「贔屓の引き倒し」ということわざは贔屓を引っ張ると石柱が倒れるということに由来するそうです。



正面から見たら、カワウソの顔にちょっと似ている?



松の木で、シジュウカラとエナガの混群が賑やかに飛び回っていました。
写真はエナガ。小さいディスプレイでは見えませんね。



国宝の「東塔」は解体修理中でした。写真は「西塔」です。
昭和56年に453年ぶりに創建当初の白鳳様式をもって復興されたそうです。
青や丹(に)色の奈良らしい色使いが見られます。



日に照らされて鮮やかな紅葉はナナカマドかな?。


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奈良 さくら通りで。

2017-11-09 14:24:43 | 旅行
11月2日 奈良 

朝、近鉄奈良駅に向かう途中のさくら通りで。

竹毬の中、「はじまりは正倉院展」と書いてありますが、なんでしょう?
調べて見ると、正倉院展に合わせて奈良を訪れる観光客に
もっと奈良の街をめぐって楽しんでもらおうと、スタンプラリーを行っているとのこと。
知りませんでした。それに、、、
正倉院展に合わせて訪れたにもかかわらず、ものすごい人出に恐れをなして
今回はパスしてしまいました。
正倉院展は夕方に行くとすいているそうです。またの機会に。



何処かで見たような、、、。
秋篠寺の「伎芸天」です。



喫茶店の看板の中にかわいい鹿を発見!


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