私目線。

きょう出会った街の景色、心の景色

秋篠寺からの野道で「ヒレタゴボウ」~西大寺

2017-11-08 14:52:52 | 旅行
11月1日撮影 奈良

秋篠寺から西大寺へ向かう途中、田んぼの端で咲いていた黄色い花。
アカバナ科チョウジタデ属の「ヒレタゴボウ」です。
花弁4枚の花というと、アブラナ科やアカネ科はすぐに思い浮かぶのですが、
アカバナ科を忘れていたため、名前を調べるのにちょっと手間取りました。
熱帯アメリカ原産の帰化植物だそうです。



歴史の道の石標を頼りに歩きます。左が秋篠寺、右へ行けば西大寺。



西大寺に到着して、まず目に入ったのが、手水舎の手ぬぐい。



描かれているのはすべて縁起物の犬。来年の干支「戌」の手ぬぐいです。
お堂の中で売っていました。



もう一枚は「大茶盛」の手ぬぐい。
大茶盛は巨大な茶碗で回し飲みする茶儀で、春と秋に行われるそうです。



正面から見ると、ちょっと剽軽に見える龍神様。



西大寺本堂。
西大寺の創建は宝亀11年(780年)ですが、今のお堂は江戸時代に再建されたもの。
ご本尊は釈迦如来です。



↑の写真で右の方、石段があるところは東塔跡の礎石。
紅葉しているのは桜だったかな?



池のほとりのイトトンボ。
反対岸から留まるところを目撃し、ぐるりと周り、生垣の間から覗いて撮りました。
時刻は午後3時過ぎ。境内にある幼稚園がちょうどお帰りの時間だったようで
園児達がお堂に向かって丁寧にお辞儀をしながら帰って行きました。


 LUMIX GM5 + LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋篠寺のシャシャンボ*クチナシ

2017-11-07 14:20:33 | 旅行
11月1日撮影 奈良 

秋篠寺本堂。(国宝)
堂内にはご本尊の薬師如来を始めとし、愛染明王、帝釈天、「伎芸天」などが安置されています。



↑は境内にたくさん植えられていた「シャシャンボ(小小坊)」という木。
ツツジ科スノキ属。ブルーベリーと同属で、小さな実は、黒く熟すと甘酸っぱく美味しいそうです。
花はアセビやドウダンツツジに似ていて、開花期は5月~7月ということになっていますが、
まだ青い実が多いところを見ると、こちらでは8月、9月まで咲いていたかもしれませんね。



クチナシの木もあちこちに植えられ、オレンジ色の実が目立っていました。



本堂の正面。屋根の両端が切れてしまった、、、。
雲ひとつない美しい青空でした。


 LUMIX GM5 + LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダリのアリ

2017-10-31 13:48:39 | 旅行
10月12日撮影 諸橋近代美術館 

アップする順番を間違えて、写真が前後してしまいましたが、、、
裏磐梯の旅行、最後に撮った1枚です。
足拭きマット?
蟻はダリの作品にたびたび登場するモチーフです。

3年前は絵画以外の彫刻などの作品は撮影可で、
会場入り口に置かれた唇型の赤いソファで記念写真を撮りましたが、
今回は全作品が撮影不可となっていました。

お天気が悪くて、外の景色はあまり楽しめませんでしたが、
すてきな美術館なので、中でゆっくりしてランチも食べて、帰途につきました。
これにて裏磐梯の写真は終了。


 スマホ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うらめしい?朝の月

2017-10-29 14:51:35 | 旅行
10月10日 7時37分撮影 東京駅 

旅行初日に、新幹線ホームから見上げた朝の月。
雲ひとつない澄み切った青空でしたが、

東京を発ち、北へ向かうにつれて、だんだんと雲が増え、



猪苗代駅に到着すると、今にも降り出しそうな空の色。
猪苗代湖で遊覧船からの美しい景色を楽しむはずが、
乗船した時にはかろうじて見えていた磐梯山も、あっという間に雲の中。
上の写真はまだ明るさの残っている方角を撮ったものですが、



船から降りる頃には、雲がさらに低くなり、日が暮れたように暗くなっていました。
時間は正午。ぽつりぽつりと降り出したので、急いで近くのレストランへ。
食べている間に本降りになりました。

今回も東京は晴れているのに、旅先は雨といういつものパターン。
毎度のことなので、皆、もう慣れっこになっていて、
恨み節も出なくなりました、、、。


 LUMIX GM5 + LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

半分だけの紅葉

2017-10-29 14:22:15 | 旅行
10月11日撮影 裏磐梯 五色沼 

柳沼からスタートしてゴールの毘沙門沼まで途中止りながら、
ゆっくりペースで2時間ほどでしたが、あっという間に感じられました。
上の写真は毘沙門沼ほとりで、
まだ青々している中でたった1枚、半分紅葉していたモミジ。



散策路終点で、遠く離れた草むらに「マムシグサ」を発見。
毒々しい赤が目立っていました。
サトイモ科テンナンショウ属。有毒植物ですので要注意。



歩いている間中、鳥の声が気になっていましたが、
今回はガイドツアー参加だったので、鳥見はあきらめ、
撮ったのは、このヤマガラだけ。
みんながビジターセンターへ行っている間に建物前でパチリ。



木の股のところの洞が巣になっているようでした。
五色沼の写真はこれでお終い。


 LUMIX GM5 + LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 トリミングしています
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裏磐梯五色沼~コマユミ*ヒロハツリバナ~

2017-10-28 14:24:10 | 旅行
10月11日撮影 裏磐梯 

五色沼自然探勝路のあちこちで見かけた可愛い実。
ニシキギの実に似ていますが、枝に翼がないのでニシキギではありません。



かわいい雰囲気はマユミにも似ていますが、ずっと小さい実で、
帰ってから調べたら、ニシキギ科ニシキギ属の「コマユミ」でした。



マユミの赤い実は鳥達のご馳走ですが、コマユミにも鳥が集まるそうです。
実がたくさん付いているところを見ると、食べ頃はもう少しあとなのかな?



↑こちらは同じくニシキギ科ニシキギ属の「ヒロハツリバナ(広葉吊花)」の実。
傘のように広がった果皮の先から種子がぶら下がっています。



さてここはコマユミやヒロハツリバナを撮った近くの沼ですが、、、
えーっと何処だったでしょう??
この時はようやく紅葉が始まったところでしたが、今頃は見ごろでしょうね。
気が付けば旅行から2週間以上が経ち、10月も終わろうとしています、、、。


LUMIX GM5 + LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裏磐梯五色沼~アオオサムシ*南部薊*ミヤマホツツジ~

2017-10-27 14:43:35 | 旅行
10月11日撮影 裏磐梯 

ぬかるんだ道で、足元を気にしながら歩いていたら、
目の前を光沢のある緑色の虫が通りすぎた!
急ぎ足で道の脇の斜面に向かっているところをパチリ。
オサムシ科の「アオオサムシ」です。

夜に活動し、日中は落ち葉の下などに潜っていることが多いそうですが、
この日は曇りで暗かったし、
隠れていたら人が来たので慌てて逃げるところだったのかもしれませんね。

甲虫なのに後翅が退化しているので飛ぶことができないそうです。
手塚治虫のペンネームはオサムシからとったものだという話は知っていましたが、
実物を見たのは初めてです。
アオオサムシは首都圏でも生息していて、色は地域によって変異があるとのこと。
きれいな個体と出会えてラッキーでした。



↑「ナンブアザミ」ふたたび。



↑ツツジ科ホツツジ属の「ホツツジ」。
よく似た「ミヤマホツツジ」は長く伸びたメシベが象の鼻のように反り上がるそうです。
写真の花はそこまで反ってはいないので、ホツツジでしょう。
丸いものは若い実です。
それにしてもこんな小さな花がツツジの仲間とは驚きです!
有毒植物なので要注意。


 LUMIX GM5 + LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裏磐梯五色沼~みどろ沼*アカソ*ナナカマド~

2017-10-26 14:46:49 | 旅行
10月11日撮影 裏磐梯 

ここはみどろ沼だったかな、、、。
赤、青、緑の三色が見える沼。



地味な草ですが、気になったのでパチリ。
イラクサかなあと思ったのですが、イラクサ科の「アカソ(赤麻)」でした。
茎の色があまり赤っぽくないですが、葉の先が深く3裂しているので間違いないと思います。
古い時代に、茎の繊維を取り、布を織ったことから赤麻の名が付いたとのこと。
「麻」は繊維が採れる植物の総称として使われていたそうです。

どこかで見たことがあると思い調べたら、2年前に安曇野で撮っていました。



「ナナカマド」ふたたび。
ナナカマドと言えば鮮やかな紅葉が目に浮かびますが、
写真の葉は黄色く枯れかかっています。
ここでは紅葉しないのでしょうか。

ナナカマドはバラ科ナナカマド属。
赤い実はソルビン酸を含み苦味があり、食用にはなりませんが、
冬になり、渋みが抜けると鳥達が好んで食べるそうです。
ピラカンサ(ピラカンサス)や柿も同様、鳥は食べ頃をよく知っていますね。


 LUMIX GM5 + LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裏磐梯五色沼~ナンブアザミ*キオン*アケビ~

2017-10-23 14:30:09 | 旅行
10月11日撮影 福島県 裏磐梯 

グランデコで見たアザミは正体が定かではなかったけど、
このアザミは「ナンブアザミ(南部薊)」で間違いないようです。
写真の葉は切れ込みが無くて鋸歯だけですが、
ナンブアザミの葉は変異が多く、切れ込みの深い葉もあるそうです。
関東~東北、日本海側の中部に分布する日本固有種。



キク科キオン属の「キオン」。別名「ヒゴオミナエシ」。
葉の縁に鋸歯があるのが特徴。
写真では花弁4枚のものが多いですが、本来は舌状花が5個、花弁が5枚です。
雨のせいもあるかもしれませんが、散り始めていて、だいぶ傷んでいました。



沼の斜面で生っていた「アケビ」はピンボケ! 
もう一度、撮り直したかったけれど、
皆先に行ってしまったので、あきらめて追いかけました。


 LUMIX GM5 + LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裏磐梯五色沼~ミゾソバ*ギンミズヒキ*ウワバミソウ~

2017-10-22 14:33:55 | 旅行
10月11日撮影 裏磐梯

五色沼の散策で目に留まった植物の続き。
1枚目は赤い「ミゾソバ(タデ科)」。蕾んだ状態ですが、ガイドさんは開いた花を見たことが無いとのこと。
ミゾソバは開放花と閉鎖花が同時に咲くと言われますが、早くに寒くなるこの地域では閉鎖花ばかりなのでしょうか。
自家受粉で増えるのでしょうね。
3年前に裏磐梯高原ホテルの弥六沼で撮った白いミゾソバも蕾の状態でした。
市川市内では9月下旬に可愛い花を咲かせていました。



ミゾソバの花の間から花穂をのばしている植物はハナタデ?



↑こちらは「ギンミズヒキ」のようです。
よくある赤いミズヒキとは葉の印象がだいぶ違います。
つやつやしているのは雨に濡れたせいでしょうか?



↑はイラクサ科の「ウワバミソウ(蟒蛇草)」。
チョコレート色のムカゴが気になり、何だろうと撮ってみたのですが、
名前を調べるのにずいぶん時間が掛かりました。

Wikipediaによると、名前の由来は「うわばみ(大蛇)の住みそうなところに生える草」という意味。
東北地方では山菜「みず」として珍重されているとのこと。
写真のように、小豆色のムカゴができるものは「赤みず」と呼ばれ、
茎もムカゴも食用になるそうです。
まさかこれが山菜とは、思いもよりませんでした。
地味な植物ですが、撮っておいてよかったです。


 LUMIX GM5 + LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする