10月20日撮影 安世院
安世院のハギは5月から咲いていますが、当地でウラナミシジミが現れるのは決まって10月。
萩に来ているのは吸蜜ではなくて、卵を産み付けるため。
腰を曲げて、先を茎に押し付けています。
たくさん飛んでいましたが、無傷だったのはこの蝶だけで、あとは皆、翅の一部がちぎれた状態でした。
ウラナミシジミは元々南方系の蝶で、このあたりだと、房総半島の南部で発生したものが、世代を繰り返しながら
北上するとの説があります。この日、見た蝶たちは、旅をして来た蝶たちだったのかもしれません。
法華経寺からの帰り道で見かけた斑入りのオシロイバナ。
同じ場所で、普通のピンクのオシロイバナ。日に照らされて輝いていました。
こちらはJRの高架下で咲いていた薄黄色のオシロイバナ。
同じ株で白も咲いています。このような咲き分けは、オシロイバナでは珍しくないようです。
過去のブログを見たら、ウラナミシジミを撮った日には必ずオシロイバナも撮っています。
オシロイバナが昼間にきれいに咲く時期とウラナミシジミが現れる時期が重なるということですね。
気持ちがいい秋晴れの日でした。
OM-D E-M10 MarkⅡ+ M.ZUIKO DIGITAL 14-150mm