映画「そのときは彼によろしく」
観ましたああ。
ええ、話や。
作りものの世界の作りものの話なのに、ええ話や。
もう公開して日が経ってるから多少のネタバレは堪忍なあ。
うぅ…涙。
おとぎ話なんだけど、原作者と監督の力やね。
長澤まさみさんは美しい。けど子役の女の子がすご~くかわいい。いや、決して少女が好きな訳じゃないよ。子役の子が純粋な子供時代を想像させてくれるんよ。
「お嫁さんになりたい」
って純粋さが感動なんよね。←ちょっと変な訛り?
大人になると好きと結婚の間にいろいろ邪魔があります。
仕事で(お金払ってるから)優しくしてくれる女性に、つい本気になっちゃう男とかね。そんな寂しい現実をふと、忘れさせてくれるんよ。
実際には小さな頃から話がうまくてスポーツが得意なかっこいい男の子がバレンタインにチョコレートとかもらっていてオイラは
「チョコなんかいらんもんっ」
って覚めたガキを演じてましたわ。
けど、そんなことも忘れかけた33才。自分に都合のいいきれいな思い出を映画に合わせて勝手に想像しちゃうわけよ。
映画は監督の演出がうまい。くさい話をうま~く見せてくれますよ。
リプレイがポイント。いやあ、くさいとうまいは紙一重だね。
オススメです。
少なくとも団塊ジュニアで長澤まさみのファンなら絶対オススメ。