映画も当時の状況を再現することに大半を費やしていた。
女性が働けない社会だなんて
ほんの50年前まであったんだね。
そういえばウチの母も、結婚したらすぐ仕事辞めてた。
女性の社会参加って大きなテーマがあるから、
なんとか安っぽい推理サスペンスから一段上の
評価をされるんだろうけど、
今の世の中、仕事をバリバリする女性なんて珍しくない、
女性のアメリカ大統領もありえる世の中だ。
それよりも結婚に夢をもつ女性を増やして、
早く結婚して仕事も続けていく環境が大事なんじゃないかな。
売春婦もカジュアル化してだれでもやるような
簡単なオシゴトになってるし、
日本の性産業が2兆円を超える巨大マーケットという事実も
現代的な問題だ。
そうした現実に対して映画なりの答えが用意されていたのかなあ。
私なら、2、3ヶ月そんなオシゴトしても結婚も信用も
ぜんぜんOKっていう意見で、
これからの世の中はそうなるんじゃないかな。
みんなの憧れの女優やタレントも
どこかの社長の愛人や売春まがいのことをしているらしい。
そんな社長は、のうのうと世襲されてる世の中です。
そんなネガティブな現実より
結婚に夢を持たせるのが、映画の役目なんじゃないの??
その意味では時代が変わって、今の世にあわない映画だったなあ。