「残念な人」によくある特徴4個真面目なのに報われない

かつてOLの女性は“職場の花”などと称され、出しゃばらずニコニコと愛想よく振る舞っていればよかったものです。ところが、このご時世において、企業は単なる“花嫁要員”を雇う余裕などありません。

男も女も実力主義。見た目が麗しかろうが、人当たりが良かろうが、仕事でパフォーマンスを上げられない人間は淘汰されます。しかも、オトコを楽しむための女性マガジン『Menjoy!』の「平井理央のように「社内で惚れられる女性」の特徴10個【3/3】」によれば、最近では仕事できちんと成果を出せる女性のほうが社内でモテるのだとか。

あなたも、「私は女なんだから、とにかく控え目に、周囲と波風を立てず、与えられた業務を淡々とこなしてさえいれば……」なんて甘い考えでいませんか？　そんな古風な考えだと、周囲から「いい人なんだけど何か物足りない」と侮られ、仕事も恋もうまくいきません。

そこで、当記事では、悪女学研究所所長の藤田尚弓さんの著書『悪女の仕事術』を参考に、“いい人”ぶりっこして、報われない残念な人の特徴4個をお届けします。



■1：八方美人である

嫌われるのを恐れて、誰にでもいい顔をする“八方美人”になっていませんか？

人によって価値観や感じ方は千差万別なのですから、誰からも好かれようだなんて土台不可能なこと。それなのに、いつでも周囲に合わせよう、何事も丸くおさめようとしていては、単なる優柔不断な人として、誰からも信用されません。

さらに、八方美人で、相手の顔色ばかりうかがっていると、いつも理不尽な要求ばかり押し付けられる“便利屋”になってしまうことも……。



■2：真面目で潔癖症

“努力は必ず報われ、正義は必ず勝つ”という考えでは、ビジネス・パーソンとしては心もとありません。

仕事は結果が全て。いくら本人が努力していても、その方向性が間違っていれば、台無し。また、与えられた仕事をコツコツとこなすだけで、積極的にチャレンジする姿勢がなければ、なかなか周囲から認めてもらうことはできません。

また、ビジネスの世界では、ときには“嘘も方便”。それなのに、真面目で潔癖症の人は、いつでも馬鹿正直すぎるために損をすることが往々にしてあります。



■3：他人を無防備に信用する

“いい人”は他人も自分と同じくらい善良な人間だと思いがち。ところが、世の中はそんんなに甘くありません。スキあらば相手を出し抜こうと虎視眈々な輩が少なからずいるものです。

それなのに、脳内お花畑状態で、相手をよく観察しないまま無防備に信用していては、手痛い目を見ることになりかねません。

重度のお人よしだと、痛い目を見てもなお「たまたま運が悪かった」などと反省しないので、ますます悪い人につけこまれることも。



■4：物事を客観的に判断できない

これまで述べてきたように、“いい人”は努力が報われなかったり、損な役回りばかりだったりするので、ちょっと冷静になれば「もしかして、私のやりかたは間違っているのでは？」と気付いてもよさそうなものです。

ところが、物事を客観的に判断できないでいると、どんなに理不尽な状況でも我慢してしまい、現状打破をはかろうとしません。ある意味、“いい人”である自分に酔っているともいえそうです。



以上、“いい人”ぶりっこして、報われない残念な人の特徴4つをお届けしましたがいかがでしたか？　「私に当てはまるかも……」と気付いたあなたは、今すぐ“いい人”なんてやめてしまいましょう！strong>