シリアで民主化という名の反乱工作が続いている、
しかし、このシリア民主化は仏国のサルコジ派が関与したり、米国系の市民団体が関与したり、
ツイッターやフェイスブックが革命の起爆剤だったとか言うステマ的(やらせ)な情報が流れたり、
やはり、欧米諸国の「見えない権力」が働いて居る気がする。
リビア・カダフィ政権解体の時も怪しげな「人権団体」「女性団体」「プロ市民団体」が
出没していたが、
偽善的な市民運動で「親欧米政権の樹立」を行うのはアラブの春工作により露呈している。
独裁反対!、人権や民主主義を守れ!と叫ぶ人が必ずしも人権を尊重するとは限らない。
これは、CIAダライラマのチベットゲリラや露・チェチェン共和国の反乱にも言えると思う。
人権を守れと言う人が結局、人権を尊重しないケースは多くある。
シリアも確かにバアス党(アラブ社会主義再建党)の開発独裁が必ずしも良いとは言わない。
色々な腐敗や汚職も有るだろう。
しかしバアス党を追い出して、親米親EU政権が出来ても人々は幸せとは関係が無い。
そもそも今回のシリア革命も欧米の仕掛けたプロレス茶番ショーだと思うのだ。
イスラエル政府やアメリカ政府がアラブの春を仕掛けた可能性だって有る。
最近、イスラエル軍やアメリカ軍と思われるサイバー攻撃部隊がイランの政府施設(核施設?)を攻撃したり、
イラン軍が米軍機を鹵獲(ろかく)するなど、
中等が騒がしい。
ロシア海軍が艦隊を派遣したことにより、シリアの国家解体はひとまず先延ばしにされたと思う。
そして、ペンタゴン(米国軍部)の覇権と世界的な影響力は最早、弱体化する一方に有ると思う。
今回も、「ロシア政府がシリアの独裁政権に加担している!」と叫ぶ、
市民団体やNGOが出てくるだろうが、
ロシア海軍の関与は個人的には支持したい。
もう米国や西欧の価値観で発展途上国に強制民主化を行うのは、ドル経済の為の茶番だと思うからだ。
シリア:ロシア艦隊寄港は「連帯の証」
| 9.01.2012, 11:24 |
シリアのサナ通信は、ロシア艦隊がタルトゥス港に寄港していることについて、シリア国民との連帯の証だ、と位置づけている。航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」、大型対潜哨戒艦「アドミラル・チャバネンコ」などからなるロシア艦隊は8日、タルトゥス港に入港していた。 タルトゥス港にはロシア海軍の補給拠点があり、今回の寄港は食料・飲料水などの補給のためとなっている。 今回のロシア艦隊は、ロシア本国を昨年12月6日に出港し、演習を実施しながら、新年を地中海で迎えた。 引用元: VOR ロシアの声. |
引用元: VOR ロシアの声.
写真はシリア共和国のバアス党党章。