最近、重慶市の事件もそうだが中共上海閥(＝江沢民派）が失脚しそう。
だけどそのほうが南シナ海諸国や日本との緊張が緩和される可能性もある。
最近、知ったが勝共連合系の世界ウイグル会議(＝全米民主主義基金）が我が国の東京で近いうちに大会を開くらしい。
中共が開発独裁なのは事実だが、世界ウイグル会議・日本ウイグル協会とやらは勝共連合系の団体である。
↑これがイリハム・マハムティという東部トルキスタンの独立活動家だが、
この人は「世界平和連合」(＝勝共連合＝統一教会）の集会に堂々と参加している。
もっとも、維吾爾人への差別が全く無かった訳では無い。
そういう民族差別は恥だが、それは古今東西で有る事で、何も中国大陸に限ったことではない。
さらに、勝共系知識人はタブーにしているが、ウルムチでの暴動では「非中共系情報」でも、漢民族の方が多く死んでいた。
ウイグルと漢族の板挟みになる中国政府 
↑中華民國の公式領土マップ。
ウイグルスタンには新疆省が置かれている。
台湾政府も今も、ウイグルスタンは中華圏だとしている。
ロシア連邦のチェチェン共和国紛争もそうだが、少数民族の分離独立を煽ってそれを政治的ビジネス・世論誘導にしたい勢力は存在するのである。
↑統一教会の集会に参加する、日本ウイグル協会とイリハム・マハムティ。
最近の我が国の、民族派は「都合の良い情報しか見たくない！」という風潮が強いので、
統一教会系の流した情報ですら真実だと信じ込む傾向が強い。
中共は中共で問題も多いのだが、
チベットやウイグルの問題に、統一教会や勝共連合系知識人が関与していることは明らかで、
組織的に反中国感情を煽っているのも明らかである。
いい加減、日本民族は統一教会・勝共連合の意識誘導に気がつくべきである。
そもそも、チベットも維吾爾も歴史的に何ども中国から侵攻を受けていたし、
毛沢東政権が侵攻するまで独立国家だったという意見は悪質な嘘なんですよ。
スペインのバスク地方や、南ベトナム、イタリアのロンバルディアでも独立運動が有るが、
独立主張のある地域は独立したら必ず良い結果になるという考えは誤りです。
今の日本の自民族主義的・ご都合主義的な熱病は、日本国の衰退を招いており、憂国の情を禁じ得ない。
僕は日本人だし、別に外国に肩入れするつもりは無いが、感情や情念だけで世界情勢を語るのは危険だと思うのです。